新しい角度からのケアプランAIの取り組み

以前、シーディーアイという会社が開発した、MAIAというケアプランを自動作成してくれるAIについて取り上げました。

AIによるケアプラン作成、ついに実用化!ケアマネの今後は??

ケアプランのAI、デモに参加してみました!

こちらは、ある程度お客様の状況をインプットしてあげることにより、類似の事例などを参考にAIがケアプランを作成してくれる、というものでした。
ケアマネは作成されたものを参考に、少し修正などを加えて最終化する、といったアプローチです。

今回、ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019で優秀賞を獲得した、株式会社ウェルモの開発するCPA(ケアプランアシスタント)は、もう少し違ったアプローチで、AIがケアプラン作成の手助けをする仕組みとなっています。

CPA(ケアプランアシスタント)とは?

株式会社ウェルモは元々、福岡で創業されたベンチャー企業で、地域の介護施設等の情報をまとめたウェブサイトやブックなどを提供したり、放課後デイなどを展開する、福祉×ITといったテーマで事業展開をしている会社です。

彼らが開発したケアプラン作成システムがCPA(ケアプランアシスタント)、というプロダクトです。

このプロダクトは、MAIAのようにケアプラン作成業務の負担を減らす、という発想ではなく、ケアマネのケアプラン作成業務を手助けし、クオリティをあげる、といった発想で開発されています。

ケアマネジャーは、これまで以上に幅広い知識を求められるようになっており、十分な知識が備わっているか不安を抱えているため、その不安を払しょくできるようなものを開発したい、という考えがそのベースにはあります。

具体的には、第2表の作成支援ツールであり、利用者の状態を入力すると、介護や看護・リハビリといった様々な領域における社会資源を幅広く学習をしたAIが、選択肢や参考情報・文献などをセットで示してくれ、最終的なケアマネジャーの意思決定をサポートする仕組みとなっています。

自動でケアプランを作る、というのではなく、足りない知識部分を提案する形で補ってくれる、というのが面白い点だと思います。

介護に関わらずいろいろな世界でAIと人がどう仕事のすみわけをしていくのか、という議論があります。AIに人間の仕事がとってかわられてしまうのでは、といった懸念が囁かれたりもしていますが、このように、AIと人が助け合ってより高いクオリティのものを生み出していく、ということが、今後重要になってくるのかもしれませんね。

CURATOR
ケアリッツマガジン運営者 Yuri
普段の業務に加えて、いろいろと記事を書いて情報発信しています。プライベートでは女子力高めなことが好きです。