ご高齢者専門のお部屋探し「リロケア」って

こんにちは!ケアリッツマガジン記者のtakahashiです。

ケアリッツでは訪問介護を中心にデイサービスやショートステイなどの介護サービスも提供していますが、これ以外にも少し変わったサービスがあります。

その名も「リロケア」!

今回はこのサービスについて担当の畠山さんにお話を伺いました。

ご高齢者専門お部屋さがし「リロケア」

-そもそもリロケアって何ですか-
簡単に言いますと、ご高齢者を対象とした引越しの仲介サービスです。

名前の「リロケア」とは、「リロケーション(移転)」+「ケア」を合わせたもので、自宅に住み続けることが難しくなった高齢者の住み替えをサポートします。
自社で管理物件は取り扱っておらず、仲介のみを行っています。

ご本人やその家族の他、地域包括支援センターやケアマネジャーなどから、ご自身で引越し先を探すことが難しい、またはそういう方がいる、と相談されて依頼を受けています。

初めは高齢者のみを対象としておりましたが、最近では身体に障害がある方からのご依頼もお受けして、サービスを提供しております。

-サービスの内容は-
普通の賃貸仲介会社が行っているように、要望にあった物件を探す、ご依頼者の代わりに交渉をする、契約後に引越し業者の手配から日程調整まで行う、といったサービスを提供しています。

他の賃貸仲介会社と違うのは、通常では引越しをしたい方が直接お店に行き、こういった物件が良いと希望や条件を伝えて探してもらったり、この物件を見てみたい、などと交渉しますが、リロケアではこちらからご希望の場所まで行き、ご要望を伺っています。

また担当者が、元訪問介護事業所の管理者で、自身も介護福祉士を持ちヘルパー経験もあるため、実際にいろいろなお宅で介護を行った経験を元に、介護のしやすいお部屋を探します。
その結果、ひとりひとりの高齢者の状況に合った物件をご提案することが出来ています。

-依頼から成約までの流れを教えてください-
ご依頼をいただいた場合、できるだけご本人に直接お会いして話を伺います。
なぜかというと、ほとんどのご依頼は周りの方からいただくことが多いのですが、間に人が入ってしまうと本当にご本人が望まれている事かわからない事が多いからです。

リロケアでは、ご本人の意向を一番大事にしています。
ですので、ご依頼をいただいた場合には直接お会いさせていただくようにしているんです。

もちろん、いただいた全ての要望を反映できるわけではありませんが、できる限り希望を叶えたいという思いで担当させていただいています。

  1. 普通の不動産と違い、来店していただくのではなくこちらから直接伺う
  2. ご要望の物件を探す
  3. 提案して、ご一緒に物件を見に行く
  4. 契約や申し込みに必要書類の準備を行う
  5. 物件成約後、引越し業者の手配や入居前後のアフターフォロー

また随時、ご依頼いただいた周りの方にも進捗状況の報告・共有は必ずさせていただいています。

ご本人の意向が一番大事ではあるものの、周りの方のご意見も無視して進めることもできませんからね。
皆さんが納得してご引っ越しできるよう、密にご連絡を取らせていただいています。

まとめるとリロケアの特徴としては

1.こちらから要望を伺いに行く
2.元ヘルパーだからこそ、ご依頼にあった物件を提案できる
3.一人ひとりに寄り添った手厚いサービス

の3つが上げられます。

-どのくらい問い合わせはありますか-
おかげさまで、結構お問い合わせは多くいただいています。
サービスの問い合わせも含めると、100件以上になりますね。
その中で、実際の依頼にまで進むものは半分ぐらいでしょうか。

少人数で対応している事もあって、回答や物件の提案には、現状少しお時間がかかってしまっています。
できる限り素早い対応を心がけていますが、一人ひとりに手厚く行う事がリロケアの特徴でもあるので、そのあたりはご理解いただければと思ってます。

-どんな方からの依頼がありますか-
引越しを希望される本人から直接依頼されることもありますが、ほとんどは、周りの関係者つまり、ご家族や地域包括支援センター、担当ケアマネジャーからのご依頼が多いです。

本人は引越しの必要性を感じていないが、周りから見ると現状の家に住み続けるには難しい、という相談からご依頼に至るケースが多いんですよね。

年齢が80代の方や足腰が悪くなってきた方、病院から退院される方の他、アパートの立ち退きなど事情については様々ですが、引っ越しの期日が差し迫っている方が多い印象です。

特に時間の猶予があまりない立ち退きですが、これは概ね2パターンに分けられます。

一つは建物の老朽化に伴い、建て直しを行うために立ち退きを要求されるケース。
皆さん、立ち退きというと基本的にはこのケースを想像されると思いますが、実はもう1つ、契約更新のタイミングで更新を断られてしまうというケースがあります。

この場合でも引越しを余儀なくされてしまうわけですが、とにかく時間がないため素早い対応が求められます。

-引越し先はすぐ見つかるものですか-
ご想像の通り、はっきり言って高齢者は入居が難しい状況なのは事実です。
不動産会社も、自社物件に空室が目立っても高齢者は入居をさせたがらない状況にあります。

おそらく、具体的にこういうリスクが心配、といった明確な理由があるわけではなく、何となく心理的に不安、といったことも含めて総合的に判断した結果、拒否、という結果になっているのだと思います。

そういったことも理解したうえで、我々としてはとにかく丁寧に、粘り強く不動産会社と交渉し、これまで何件ものお客様を成約させてきました。

ご依頼者の状況に応じて説明する内容はいろいろですが、例えば訪問介護サービスを受けている独居(独り住まい)の方の場合には、毎日ヘルパーが介護サービスでご訪問するためいつも人の目がある事、また親族が近くに住んでいたり保証人や緊急時の連絡先があること、などを説明してご理解いただきます。

また、一番心配されやすい孤独死、については、実は40〜50代の方のほうが高齢者の一人暮らしよりも孤独死のリスクが高い、といった統計も出ていたりするので、その辺りをお伝えしたりもします。

他にも、不動産会社に、どんな条件であればご入居させていただけるかを逆にこちらから聞いて、交渉したりもしますね。

とはいえ、やはりまだまだ門前払いされてしまって話を聞いていただけないケースも多く、なかなか大変な状況であることは確かです。

-高齢者はどんなお住まいを好まれますか-
やはり共通しているのは、1階のお部屋か、エレベーターのついている物件です。皆さん、この引越しが最後、と考えていらっしゃることも多く、長く住み続けることを考えて階段や段差の少ない家を望まれるケースが多いですね。

もちろん、家賃も重要です。
そして、若い人よりも外出の頻度が低いこともあってか駅は遠くても良いがバス停が近くにある方が良かったり、買い物をするお店が近くにある事、日当たりが良い物件などが人気です。
また新しい物件にこだわる方は少なく、むしろ収納や間取りを気にされる方が多いです。

ですので、駅近で築浅だけど収納が少なくて手狭、といった若い人には人気の物件は逆にあまり好まれない傾向にあります。

-リロケアを担当していてどうですか-
これまで世にはなかったサービス、ということもあってか、思いのほかご満足いただけたお客様が多くて、自分のことの様に一緒に喜んでしまいます。そんな時はやっていて良かったと思いますね。
それまで大変だったことは全部吹き飛びます。

でも、成約時にはわからなかった問題が出てきたこともあって、引っ越した後も気は休まらないですね。今後は実績を積むだけではなく、引っ越した後の生活も考えて仲介できたらと考えています。もっと見る目を養って、細かなところまでも行き届いたサービスにしたい。
そのためにも今はとにかく多くのお問い合わせに対応させていただき、認知度をあげていかなくてはならないと感じます。

-リロケアの良いところはどんなところですか-
ただの不動産仲介にとどまらず、介護が必要な一人ひとりに寄り添い、一緒になって生活の悩みを考えることができる点です。
何が問題で引っ越さなければならないのか、引っ越すためにはどうすればよいかや引越しをした後どの様に暮らしていくか相談して進めて行きます。

そして何より、リロケアを利用することで、まだまだ施設に入ることなく在宅でご自身の望む自由な生活を続けられる、という点ですね。
こういった選択肢を、どんどん世の中に伝えていければと思っています。

-リロケアの弱みは-
できるだけ多くの方にサービスを受けていただきたいのですが、やはり我々民間企業が手掛けるビジネス、ということもあり、一定の料金がかかってしまいます。

ただ、これまでご成約いただいた方々には皆喜んでいただいていますし、料金以上の価値を提供しているとは自負しています。

また、基本的に現在はケアリッツの事業所があるところはすべて対応させていただいていますので、自然と首都圏で広範囲に対応していますが、その反面、地場の不動産屋などと違って特定の強い地域を持っているわけではありません。

ただこれは実績を積み重ねていくことで自ずと解消されていくと思います。

担当者プロフィール

畠山祐帆(はたけやまゆうほ)
動物全般が好きで特にイヌが大好き。実家にも犬がいるが一人暮らしのマンションでも犬を飼っているほど。

 

いかがでしたでしょうか。
ケアリッツでは訪問介護を中心とした在宅向けサービスを主に提供しているので、高齢者の方が在宅生活を続けることが困難になる、という状況は決して他人事ではありません。
不本意ながら施設に入った結果、認知機能が衰えて弱ってしまう、なんてケースも良く耳にしますし、できるだけ長く自宅で暮らし続けることが、元気で長生きしていくためには非常に重要だと考えています。

もし、この記事を読んでいただいた皆様の身の回りの高齢者で、このような問題を抱えている方がいましたら、ぜひお問い合わせください。相談は完全無料で行っています!

リロケア、で検索いただければすぐに問い合わせは可能です。

Writer
ケアリッツマガジン記者 takahashi
デザイナー。知らない場所を散策することが好きです。