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介護福祉士国家試験に挑戦!「生活支援技術」編

介護福祉士国家試験に挑戦!「生活支援技術」編

「生活支援技術」から出題します。
安全に、安心して暮らすためにはどうしたらよいか考えてみましょう。

<問①>生活支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 支援者の価値観を優先して支援する。
2 生活全体よりも、生活動作を中心にした視点で支援する。
3 その人らしい生活よりも、安静を重視した生活を送れるように支援する。
4 利用者の生活習慣よりも、支援者側の規則を大切にして支援する。
5 信頼関係に基づいて支援する。

 

<問②>介護を必要とする高齢者の衣服と、その支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 片麻痺の高齢者には、支援者が着脱させやすい前あきの上着の購入を勧める。
2 左片麻痺がある場合は、左半身から脱ぐように勧める。
3 生活のリズムを保つために、昼と夜とで衣服を替えるように勧める。
4 衣服は気候に合わせて支援者が選ぶ。
5 季節に関係なく、保温性よりも通気性を重視した衣類を勧める。

<問③>下肢筋力が低下して介護を必要とする人に適した浴室改修に関する次の記述のうち、最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1 浴室の入口は引き戸にする。
2 縦に長く浅めの洋式の浴槽にする。
3 浴槽の縁(エプロン部分)は厚みを 20 cm にする。
4 床から浴槽の縁までの高さは 20 cm にする。
5 浴室と脱衣室の段差は 10 cm にする。

第28回試験問題より出題

 

◆解答◆
問①
1:×利用者の価値観を最優先とします。
2:×
3:×その人らしい生活を優先。
4:×利用者の生活習慣を壊さない支援の在り方を
5:○

問②
1:×支援者が着脱させやすい→利用者が脱着しやすい
2:×「脱健着患」
3:○衣服を着替えることは、清潔の保持にも繋がりますし、生活にメリハリがつきます。
4:×利用者の意思を尊重することが最も大切です。
5:×季節に合わせた衣類が必要です。
参考(web介護福祉士会ノンストップ過去問)

問③
1:○浴室内での事故時、引き戸であると対処しやすい。
2:×縦に長いと、浴槽内で溺れる可能性が高まります。
3:×10cm以下
4:×35~40cm
5:×5mm以下が望ましいです。

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