インフルエンザの最新情報”2018”

インフルエンザの流行状況

今年は、インフルエンザ、めちゃくちゃ流行っているような気がしませんか?
まわりでもA型の人、B型の人が入り乱れていることもあってか、例年よりもインフルエンザにやられた人を多く見るような気がします。

実際調べてみたら、こんな結果が。

東京都のインフルエンザ情報

グラフを見てみると、過去5-6年では一番患者が多くなっていることがわかります。ピークは2月頭あたりで過ぎるようですが、3月まで患者数はある程度多いので、注意は必要です。

予防接種の意味は?

ちなみに、インフルエンザは予防接種をしたから大丈夫!と思っている人、要注意です。
インフルエンザの予防接種は、実は感染そのものを止める、というよりも、感染しても発症しなかったり発症した場合の重症化防止、という効果を持つものです。

また、型が違えば意味がなく、今年は2つの型が同時に流行ってしまっているので、予防接種が効果を示さない可能性も高いです。

ですので、重症化すると命にかかわるような幼児や高齢者はともかく、成人に関しては医療関係者以外はむしろ受ける必要はあまりないのでは、とも言われています(諸説あり)。

罹ってしまったらどうする?

現状インフルエンザの薬は、タミフル、リレンザ、イナビル、という3種類ありますが、いずれも、ウイルスを退治するものではなく細胞外へのウイルス排出を防ぐもの、です。つまり、増えてしまった後では意味がありません。どれだけ発症から早くこれらの薬を飲むかが勝負なのです。

インフルエンザは、最初に風邪のようなのどの痛みや咳、鼻水に加えて、筋肉痛や関節痛が現れます。もしこうした体の痛みがあるようならすぐに病院に行き、確定診断をしてもらうことをおすすめします。

ちなみに、A型の方が症状は激しく、風邪の諸症状に高熱を伴うことが多く、B型では熱は上がらないが胃腸の不調を伴うことが多い、と言われています。これらも覚えておくとよいでしょう。

そして、来年には塩野義製薬から全く新しいタイプのインフルエンザ薬も登場します。

その名も「ゾフルーザ」。なんだかドラクエの呪文のような名前ですが、なんと1回錠剤を飲むだけでOK、かつウイルス排出を防ぐだけでなく細胞内でウイルスの増殖を抑える、という、より強力な作用を持っています。

他人への感染リスクも既存の薬剤より減らせるため、これが本格的に使われだすと、インフルエンザもただの風邪以下のリスクになるかもしれませんね。

CURATOR
ケアリッツマガジン運営者 Yuri
普段の業務に加えて、いろいろと記事を書いて情報発信しています。プライベートでは女子力高めなことが好きです。
ちなみにペーパー薬剤師です。