負担が減る立ち上がり介助のコツ!基本からシーン別の介助の手順も紹介

高齢者の方や障がいを持つ方の介助で避けて通れないのが「立ち上がり介助」です。
適切な方法を知らないと、介助者の腰や体に負担がかかるだけでなく、要介護者の方に痛みや転倒のリスクを与える可能性があります。
本記事では、立ち上がり介助の重要性や基本的なポイント、シーン別の手順、注意すべきポイントを徹底解説します。
負担を減らしながら安全でスムーズな介助をしたい方は、ぜひ参考にしてください。
立ち上がり介助が必要な理由
要介護者の方が1日の生活の中で立ち上がる回数は、1日の平均で見ると、約20回以上立ち上がりをしているのです。
立ち上がるということは、身体機能や健康の維持に大きく関わっており、生活の質(QOL)の向上につながる重要な動作です。
しかし、立ち上がり介助を適切に行わない場合、要介護者が長時間ベッドで寝たきりになったり、車いすに座り続けたりする状態が増えます。
その結果、筋力や身体機能の低下を助長するリスクが高まり、立ち上がる、歩くといった本来できるはずの動作が困難になり、生活の質が低下する可能性があるのです。
また、筋力低下に伴い、褥瘡や関節拘縮など、ほかの健康リスクも考えられます。
不適切な介助は、介助者自身の身体的負担を増加させるだけでなく、要介護者に不安や不快感を与えることもあります。
そのため、介護技術を正しく用い、安全で安心できる立ち上がり介助を行うことが重要です。
立ち上がり介助の基本と7つの配慮ポイント
冒頭で紹介した通り、立ち上がる動作は身体機能や健康の維持に大きく関わっています。
しかし、ただ立ち上がり介助をすれば良いわけではありません。
立ち上がり介助といっても、いくつかの手順を踏みながら行う必要があります。
ここでは、立ち上がり介助の基本と7つの配慮ポイントを紹介していきます。
立ち上がり介助の基本
まず、立ち上がり介助の基本を紹介していきます。
立ち上がりは、5つの動作に分けられていますので、一つひとつ丁寧に行うことが重要です。
ここで紹介する立ち上がりの基本を、要介護者になったつもりで実際に試してみると、よりイメージがしやすくなると思います。
【立ち上がる声掛けを行う】
はじめに、要介護者の方に声掛けをして立ち上がる同意を得ます。
何の説明もないまま介助してしまうと、不安を感じてしまい逆効果になりかねませんので、
これから何をするのか、なぜ立ち上がるのかを丁寧に説明しましょう。
具体的には「食事の時間なので椅子に移動しましょう」「トイレに行きましょう」など、要介護者の方が不安にならないような声掛けが重要です。
返答やうなずきがあれば、次の動作に移りましょう。
【浅く座ってもらう】
次に要介護者の方に浅く座ってもらいます。
この動作をご自分でできる場合はご自身に動いてもらいましょう。
難しい場合は、介助者が要介護者の方に腰と肩甲骨あたりを支えたまま、お尻を浮かせて手前に引くように動かします。
この動作を行う理由は、深く座ったままの状態では上手く力が入らず、立ち上がるのが困難になるからです。
浅く座ってもらうことで、立ち上がるまでの距離が短くなり、小さい力で立つことが可能になります。
【足を引いてもらう】
次に足の位置を少し手前に引いてもらいます。
ポイントは、足底が床についているかを確認することです。
こちらもご自分でできる場合はご自身に動いてもらいましょう。
麻痺などにより難しい場合は、麻痺側の足は介助者が行い、もう一方の足は声掛けをして引いてもらいます。
この動作を行う理由は、足を伸ばしたままの状態では足の力が入らず、立ち上がりができなくなるからです。
実際に試してみるとわかりやすいですが、私たちが立ち上がる動作をするときは、必ず足を手前に引いています。
【前傾になってもらう】
次に前傾姿勢になってもらいます。
ポイントは、背中を丸めないこと、骨盤がうしろに倒れていないことの2つです。
猫背は間違った方法なので、介助する際は「胸を張りながらおじぎしてください」と声掛けすると良いでしょう。
前方に転倒する恐れのある方の場合は、介助者が支えながら行ってください。
こちらも人間が立ち上がるために必要な動作となりますので、必ず意識して行うことが重要です。
【手前に引き上げるように立位する】
次に立位状態に移行していきます。
前傾姿勢のまま要介護者の腰や肩甲骨あたりを支え、手前に引き上げるように立ち上がります。
ポイントは、要介護者と高さを合わせ、持ち上げるイメージではなく、立ち上がる力を利用するイメージで行います。
このとき、要介護者の方に立ち上がることを伝えてから動作に移りましょう。
【麻痺がある場合は麻痺側の膝が崩れないようにサポートする】
介助が必要な方の中には、どちらか一方の足に麻痺がある方もいます。
その場合の立ち上がり介助は、麻痺側の膝が崩れないようにサポートすることが重要です。
膝が外側に向かってしまう膝崩れの場合は、介助者の膝を要介護者の膝の外側に置いて外側に開くのをブロックします。
前方に折れてしまう方には、要介護者の外側に足を置き、双方の脛をクロスするように支えます。
このとき、力を入れすぎたり押しすぎたりしないように注意しましょう。
【要介護者の様子を確認する】
最後に要介護者の方の体調をチェックします。
立位動作から立位完了まで、要介護者の様子を必ず確認しましょう。
高齢者の方は立ち上がりする際、起立性低血圧を発症する可能性があります。
起立性低血圧を発症すると、めまいやふらつき、転倒につながりますので、立位後は、「ご気分はどうですか?」など、声掛けを忘れず行いましょう。
猫背にならないように注意する
座った状態から前傾姿勢になってもらうときは、猫背にならないよう注意が必要です。
猫背状態で立ち上がろうとすると、足元に上手く力が入らず、転倒のリスクが高まります。
「胸を張りながらおじぎする」を意識して、介助しましょう。
立ち上がるときは持ち上げるのはNG
立ち上がるときに介助者の力だけで持ち上げるのは、負担を増やす原因です。
「手前に引きながら上げる」をイメージして、要介護者の方の立ち上がる力も活用しながら立位しましょう。
「膝ロック」で膝崩れを防ぐ
膝ロックとは、要介護者の膝を介護者の膝でロック(支える)して、膝崩れを防ぐ方法です。
膝折れがある方や体格差がある方、ご自身の立位が困難な方などに活用することで、転倒リスクを減らせます。
具体的な方法としては、要介護者と介助者のすね外側の筋肉を軽く当てるようにして支え合うイメージで行います。
このとき、押し付けると痛みが出てしまいますので、あくまでブロックするイメージで行うと良いでしょう。
「ゆっくり」サポートするイメージで
立ち上がりは、急かさずゆっくり補助するイメージで行うことが大切です。
急かしてしまうと、要介護者に余計な力が入ってしまい、双方の負担が増えます。
あくまで立ち上がりをサポートする意識を持ち、なるべくご自身の力で立ってもらうようにしましょう。
脇下で支えるのはやめておく
介助する際に脇下で支える方もいますが、立ち上がりの妨げになるため、控えるのが望ましいです。
特に軽介助で済む方の場合は、脇で支えると立ち上がりに必要な前傾姿勢をとりづらく、動作の妨げになる可能性が非常に高いです。
反対に全介助が必要な方は、脇下ではなく肩甲骨や腰で支えることで、立ち上がりの補助がしやすくなります。
福祉用具を使用するのもおすすめ
立ち上がり介助は、直接介助者が行う以外に福祉用具を使用する方法もあります。
福祉用具を取り入れることで、介助者の身体的負担を大幅に減らせるだけでなく、要介護者自身が安心して立ち上がれる環境を作ることが可能です。
具体的な福祉用具には、高さ調節できる介護ベッドやベストポジションバー、スイングアームバーなどがあります。
これらを上手く使うことで介助者の負担を大きく減らせることはもちろん、自立心を重視する方の生活の質(QOL)の向上にもつながります。
家具を使用するのもおすすめ
福祉用具の設置が難しい場合は、自宅にある家具を活用するのもおすすめです。
たとえば、ベッド横にサイドテーブルを設置しておくと、立ち上がりする際の支えの役割を果たしてくれるので、とても便利です。
ただし、自宅にある家具を使用する際は、滑って転倒する可能性があるため必ず滑り止めを使用し、車輪が付いているといった安定しない家具の使用はやめておきましょう。
【シーン別】の立ち上がり介助の手順
立ち上がり介助といっても、いくつかやり方があり、また要介護者の身体状況によっても変わってきます。
ここでは、シーン別の手順を紹介していきます。
ベッドからの立ち上がり介助
ベッドからの立ち上がりは、次の3つのシーンに分けられます。
【抱え込みの介助方法】
抱え込みの介助は、先ほど紹介した立ち上がりの基本動作と同じように行います。
具体的な手順は以下の通りです。
- 要介護者に立ち上がる姿勢になってもらう ※浅く座り、足を引いてもらう ※高さ調整できるベッドの場合は、足底が床に付く程度に調整します
- 介助者は要介護者の方を前から抱き抱え、肩甲骨と腰あたりを支えます ※このときお互いの高さを合わせるように膝を軽く曲げておきます
- 要介護者の方の両腕を介助者の背中もしくは首にまわしてもらいます
- 前傾姿勢になってもらいつつ、引き上げるようにしてゆっくり立ち上がります
- 立位保持できたら体調を確認します
【肘を支える介助方法】
肘を支える介助は、抱き抱える介助よりも要介護者の方の足の力を利用するので、介助度が低い方に有効です。
具体的な手順は以下の通りです。
- 要介護者の方に立ち上がる姿勢になってもらう ※浅く座り、足を引いてもらう ※高さ調整できるベッドの場合は、足底が床に付く程度に調整します
- 介助者は要介護者の方と向き合うように立ち肘を下から支えるように持つ ※このとき自分の肘を上から持ってもらうと、支えが効きやすく転倒を防止できます
- 要介護者に前傾姿勢になってもらいながら、引き上げるようにしてゆっくり立ち上がります ※なるべくご自身の力で立つよう補助します
- 立位保持できたら体調を確認します
【横に立ちながらの介助方法】
横に立ちながらの介助は、肘を支える介助と同様に比較的介助度が低い方に有効です。
こちらも要介護者の方の立つ力を有効に使いながら補助しましょう。
具体的な手順は以下の通りです。
- 要介護者に立ち上がる姿勢になってもらう ※浅く座り、足を引いてもらう ※高さ調整できるベッドの場合は、足底が床に付く程度に調整します
- 介助者は要介護者の方の横に立ち脇と腰あたりを支えます ※右に立つ場合は右手で脇、左手で腰を持ちます。左に立つ場合は左手で脇、右手で腰を持ちます。 ※麻痺がある場合は、麻痺側を補助します
- 要介護者の方に前傾姿勢になってもらいながら、腰を斜め上に軽く押し上げます ※このとき力強く押さないよう注意しましょう
- 立位保持できたら体調を確認します
床からの立ち上がり方法
介護現場では、ときには床からの立ち上がりが必要な場面もあります。
床からの立ち上がり介助の方法は、次の3つの場面に分けられます。
【前方からの介助】
前方からの介助手順は以下の通りです。
- はじめに後方もしくは側方から要介護者の方の体を起こす
- 介助者は後方に回り体全体で要介護者の方の体を支える
- 要介護者に長座位の姿勢になってもらう
- 介助者は前方に回り、要介護者の膝を曲げ自分の膝ではさむ ※このとき後ろに倒れないように背中を支えながら行ってください
- 要介護者の方は介助者の背中を持つ
- 要介護者の方を抱き抱えるように背中もしくは腰あたりを両手を組みながら支える ※このときズボンを持つと食い込みやバランスを崩す恐れがあるため絶対にやめてください
- 介助者の後方に体重をかけながら要介護者の方を立たせる ※腰を手前に引き寄せるイメージで行うと良いでしょう。また、「1、2の3」など声かけするのを忘れず行ないましょう。
- 要介護者の方の立位が安定するまで支え、安定してきたら体調を確認する
【後方からの介助】
後方からの介助手順は以下の通りです。
- はじめに後方もしくは側方から要介護者の方の体を起こす
- 介助者は後方に回り体全体で要介護者の方の体を支える
- 要介護者の方に長座位の姿勢になってもらう
- 要介護者の方に両膝を曲げ、両腕を組むように促す
- 介助者は後方から脇下に手を入れ、組んでいる両腕を持つ 合わせてどちらか一方の足を上げ、片膝立ちの体勢になる
- 要介護者の方を前方に押し出すようなイメージで腰を浮かせる
- ゆっくり立ち上がってもらう
- 要介護者の方の立位が安定するまで支え、安定してきたら体調を確認する
【2人介助】
2人介助するケースは、立位保持が難しい方や、腰痛などが原因で1人では対応が難しい介助者の場合に行われます。
具体的な手順は以下の通りです。
- まず、要介護者の方の近くに椅子や車椅子を用意する
- 要介護者の方の首の下に腕を通し、肩と頭を支える
- 肩と頭を支えながら上半身を起こし、背中側に介助者の体を入れる
- 要介護者の方の体が起き上がったら長座位の姿勢になってもらう ※ここまでは1人で介助可能です
- 1人目の介助者は後方から脇下に手を入れ、組んでいる両腕を持つ
- もう1人の介助者は前方から要介護者の膝を抱えるように持つ
- 息を合わせて持ち上げる
- 用意した椅子や車椅子に運んで座ってもらう
床から椅子への立ち上がり介助
床から椅子への立ち上がりは、椅子を支えにして立ち上がってもらうやり方です。
具体的な手順は以下の通りです。
- 要介護者の方の近くに椅子を用意する
- 要介護者の方に四つん這いになってもらう
- 介助者は移動しやすいように両手で骨盤を支える
- 要介護者の方に椅子の近くまで移動してもらい、肘置きなどに掴まってもらう
- 要介護者の方のどちらか一方の足を立てもらい、片膝立ちの体勢になってもらう ※このとき介助者に出してもらう足とは反対の足方向に重心を軽く促すと足が出しやすくなります
- 介助者が腰あたりを支えながら、ゆっくりと立ち上がってもらう ※要介護者の方の両足を先に床につかせてから体を起こすと立ち上がりやすいです
- 立位が安定したら体調を確認する
立位が困難な方の立ち上がり介助
立位が困難な方の立ち上がりは、立位保持が難しいため、立ち上がるというより移乗するのがほとんどです。
また、要介護者の立ち上がる力を活用しにくいため、介助する際は特に注意する必要があります。
不安な方は、転倒を避けるためにも2人で介助するのが良いでしょう。
例としてベッドから車椅子への移乗を紹介します。
- 車椅子をベッド近くに持ってきてブレーキがかかっているか確認する 介助に不要なものがあれば取り除いておく
- 要介護者に立ち上がる姿勢になってもらう ※高さ調整できるベッドの場合は、足底が床に付く程度に調整します ※浅座りの姿勢や足を引いてもらいますが、難しい場合は要介護者の前方から抱きかかえるようなイメージで腰と肩甲骨あたりを支え、お尻を浮かせながら手前に引きます
- 要介護者の方の腰と肩甲骨あたりを持ったまま前傾姿勢になってもらい、腰を浮かせる 腰を手前に引くようなイメージで立ち上がる
- 中腰程度になったら車椅子方向に腰を回転させる
- 空いた手で車椅子を引き寄せながら座ってもらう
- 座位が安定しているか確認する
立ち上がり介助する際の注意ポイント
ここまで、立ち上がりの基本手順からシーン別の方法を紹介してきましたが、介助する際はいくつかの注意すべきポイントがあります。
転倒リスクを下げたり、負担を軽くしたりするためにも、ここで確認しておきましょう。
周辺にスペースを確保しておく
立ち上がりする際は、前傾姿勢になったり介助できるスペースが必要だったりするので、余裕のあるスペースが必要です。
いざ介助しようとしたときに、家具や壁などがじゃまにならないように、周辺のスペースは整えておきましょう。
高さに配慮する
立ち上がりの際の高さは、低い位置よりも高い位置の方が、要介護者も介助者も体に負担が少なく、楽に行えます。
そのため、適切な高さのベッドを使用することが重要です。
ポイントとしては、座ったときに足裏がしっかり床に付く高さがおすすめです。
足裏が床に接地することで、立ち上がる際に必要な踏ん張りが効きやすくなり、要介護者の力を引き出すサポートになります。
また、高さ調整が可能なベッドを活用すると、要介護者の体格や状態に応じて柔軟に対応できます。
積極的に声掛けを行う
立ち上がりを行う前は、「もうすぐ食事なので椅子に移動しましょう」「出かけるのでトイレを済ませておきましょう」など、事前に何をするのか伝えておくことが大切です。
また、立ち上がるときも「1、2の3」など、タイミングを伝えることも重要です。
要介護者の方に何も伝えないまま介助してしまうと、余計な力が入りやすく、転倒リスクや負担が高まります。
返答がなくてもうなずくこともあるので、積極的に声掛けしましょう。
急かすように介助しない
立ち上がりの際、急かすことは余計な力が入ってしまい、転倒リスクを高めてしまう原因となります。
また、お互いの負担を増やすことにもつながります。
決して慌てず、要介護者の方の立ち上がりをサポートする意識を持って介助しましょう。
立ち上がり前に姿勢も確認する
立ち上がりは基本姿勢が非常に重要です。
具体的には以下のポイントに注意しましょう。
- 深い位置に座っていないか
- 足は引けているか
- 猫背になっていないか
立ち上がり前は、上記のポイントを確認してから動作に移りましょう。
膝折れに気をつける
高齢者は加齢による筋力低下やバランスの衰えにより、立ち上がる際に膝がガクッと折れてしまう「膝折れ」が起きやすくなります。
この現象は、特に下半身の筋力が大きく低下している方や、立位が困難な方に多く見られます。
膝折れを防ぐためには、適切な介助を行うことが重要です。
具体的な介助方法は、基本のところで紹介した「膝ロック」が有効です。
膝ロックは、介助者が要介護者の膝を軽く支えて固定する方法で、立ち上がりの際に膝が前に折れたり、バランスを崩して転倒したりするのを防ぎます。
この方法を行えば、要介護者が安全に立ち上がれるだけでなく、介助者も無理なく支えることが可能です。
できる限り自分の力で立ってもらう
要介護者が自分の力で立ち上がることは、筋力やバランス感覚を維持し、自立心や生活の質(QOL)の向上につながります。
介助者は必要最低限のサポートを行い、要介護者が主体的に動作に取り組める環境を整えることが大切です。
まとめ
本記事では、立ち上がり介助の基本からシーン別の手順を紹介しました。
立ち上がり介助は、要介護者の身体機能の維持や生活の質(QOL)の向上において非常に重要です。
適切な介助技術や福祉用具を活用することで、介助者の負担を軽減しつつ、要介護者が安心して立ち上がれる環境を整えることができます。
安全で効果的な介助を行い、双方にとって快適な介護を目指しましょう。