負けず嫌いから、人を想うリーダーへ。介護業界で学んだマネジメントの本質

「自分がスタッフの方々に与える影響が良い方向に動けば会社全体も良い雰囲気になる。それを実感できることが、仕事を続けたいと思う一番の理由です。」
現在、習志野エリアマネージャーと、ケアリッツ津田沼事業所の管理責任者を兼務する伊東陸さん。2021年に新卒入社し、その年の11月に管理責任者に抜擢。現在は1事業所の運営に加え、エリア全体の拡大を牽引する立場にあります。
負けず嫌いな性格で、常に誰かに差をつけたいと考えていた学生時代。しかし、現場のスタッフから投げかけられた一言が、彼のマネジメント観を変えることになります。数字だけを追い求めた日々から、人を想い、人を育てるリーダーへ。その変化の理由を伺いました。
具体的な数値実績が入社の決め手だった
── 入社のきっかけや、マネジメントコースを選んだ理由について教えてください。
当初は、介護には一切興味がありませんでした。就活時は「マネジメントに関わる仕事をしたい」という点を主軸に置いていました。個人の力を高めていく必要があると考えていたので、不動産業界やIT業界なども受けていました。元々負けず嫌いな性格で、仕事をする上でもダラダラとするのではなく、他の人に差をつけられるような社会人生活をしていきたいという気持ちが根底にあったからです。
ケアリッツを受けている最中は、新卒1年目から管理責任者になれるという説明に対して、当初はそんなうまい話はないだろうと半信半疑でした。しかし、管理職のうち約6割が新卒社員という具体的な数値実績を教えてもらったことで、成長スピードの速さを確信して入社を決めました。
数年後に他業界と比べて、給与面や仕事内容で差が生まれてしまうのではないかという不安は正直ありました。ただ、実際にはエリアマネージャーもやらせていただき、給与面も仕事内容もものすごく充実しています。若いうちから色々な経験を積めていると実感しているので、その不安は解消されました。

人に寄り添うこと。それがマネジメントの出発点
現在はエリアマネージャーとして、採用面談や営業活動、新規依頼の契約対応など幅広い業務を担当しています。週ごとに他の事業所に顔を出し、スタッフさんとのコミュニケーションや相談業務も行っています。
── 仕事をする中で特に大変だったことや、学びになったことはありますか?
新卒1年目の管理責任者になりたての頃、がむしゃらに営業をして数字上の成果は出ていましたが、その反面、スタッフの方々の不満が溜まってしまっていました。周囲が見えておらず、直接「売上を上げたい気持ちは分かるが、現場は大変だからもっと周りを見てほしい」と言われたことがありました。
その時にハッとして、自分の考え方を見直しました。それ以降は、短期的な売上だけでなく、全体のバランスを見て、長期的に人を安定させることを重視するようになりました。その言葉が視野を広げるきっかけになりました。
意見をくれたスタッフさんとは今でも連絡を取り合っています。自分がスタッフの方々に与える影響が良い方向に動けば会社全体も良い雰囲気になる。それを実感できることが、仕事を続けたいと思う一番の理由です。
──マネジメントを行う上で、大切にしている価値観はありますか?
自分主観で考えないことです。一人ひとりがどういった環境で働いていて、何がモチベーションなのか、将来どうなりたいのかといったことに寄り添って仕事ができるよう心がけています。会社として規模を大きくしていく上で、人材育成が今の自分のミッションだと思っています。
売上が上がり事業所全体が忙しくなると、チームに余裕がなくなりがちです。しかし、忙しい時でも不満が出るのではなく、事業所全体で協力して前向きに仕事をしていく雰囲気が作れた時は、マネジメントの成果が出ているのかなと思います。
今は自分自身が結果を残したい気持ちと同じくらい、部下や後輩が成長していく姿を見たり、頑張りたい人を応援したりすることが、自分のモチベーションになっています。ですので、今は直接関わりがなくなっていても、過去の部下の様子は定期的に伺うようにしています。
ケアリッツは和気あいあいとした雰囲気で、先輩も自分の失敗談を話してくれたり、私が失敗した時もしっかり話を聞いて「どうすれば同じことが起きないか」を一緒に考えてくれる上司が多いです。実際に私がスタッフさんの退職引き止めで悩んだ際も、上司に相談して同席してもらい、最終的に働き続ける選択をしてもらえた経験があります。
これからマネジメントコースに入社する皆さんには、必ずサポートがつきますし、誰かが助けてくれるので、安心して仕事に取り組んでもらいたいです。
── 介護業界でのマネジメントならではの価値は感じますか?
介護業界は身体を使う仕事のため、他業界に比べると身体への負担を理由とした退職率が高いのが現状です。ケアリッツでは、正社員雇用をメインにしたり、夜勤なしで給与を高めていくなど、長く働けるような対策をしています。介護業界全体のマイナスイメージを払拭していこうとしている点に直接関われることにやりがいを感じます。

これからのケアリッツを担う、次世代リーダーとして
── 今後の展望や目標を教えてください。
直近の目標は、現在担当している習志野エリアに年内に事業所を2つ増やすことです。さらにその先は、今のエリアを引き継げる人材を育て、私自身は新しいエリアへさらに規模を拡大していきたいと考えています。
規模が大きくなり事業所数が増えると、全体に目が行き届かなくなっていきます。エリア制の中で、上司が部下をしっかりサポートする力が必要だと感じています。
会社が大きくなるにつれて組織図も変わり、上のポジションも増えていきます。その中で自分の実力がどこまで評価されるか、新しくできるポジションにどう食い込んでいけるか、不安もありつつワクワクしています。
入社を考えているあなたへ
── 学生に向けて、知っておいた方が良いことや心構えはありますか?
「人に興味を持つこと」です。普段関わっている友人に対しても、表面的なことだけでなく何を楽しんで生活しているのか、細かい部分に興味を持って聞いてみる。そういったことが自然とできるようになると、管理責任者になった時も無理なくコミュニケーションが取れるようになると思います。人がいてこその売上なので、人のマネジメントがかなり大事だと思っています。
マネジメントコースに入ったら、まずは成果を出して自分の実力を実感してほしいです。その上で、嫌々仕事をするのではなく、将来のキャリアを見据えて楽しく仕事ができるような環境を提供したいと思っています。マネジメントコースには、結果や自分がやったことをスピーディーに評価してくれる環境があるので、やりがいにつながるはずです。
(※この記事は2026年2月のインタビュー内容です。)





