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【ROOTS】ちょうど良い負荷を残してくれる環境

【ROOTS】ちょうど良い負荷を残してくれる環境

【ROOTS】は、当社で働いている社員の方を紹介するコーナーです。

 

ケアリッツには毎月大勢の方が入社されています。どのような方がどのように活躍しているのか、インタビュー形式で紹介します。これから介護職へ転職を考えている方や、経験は無いものの介護に興味がある方々は、是非参考にしてください!

 

今回紹介するのは 川崎幸事業所 林 卓弘(ハヤシ タカヒロ)さん

2024年1月に正社員入社。フィットネスクラブのインストラクターを10年勤めたのちに、一念発起して介護の世界に飛び込んできた林さん。夜勤ありきの介護をいくつか経験されたうえで訪問介護に移ってこられた経緯や、キャリアを重ねてきたことで起きたご自身の中での変化など、色々なお話を伺ってきました。

 

ターニングポイント

-なぜ介護に興味を持つようになったのですか?-

幼少期からずっと水泳を続けていて、経験を生かしてコーチを務めたりしていたんですが、そのご縁でフィットネスクラブのインストラクターの仕事に就いていました。元々は、何の会社か分からないくらい小さな会社が所有しているフィットネスクラブだったんですが、そこで専務をやられていた方が独立して経営されるようになって、その方に入社当初から10年間、ずっとお世話になってきました。始めの頃はすごく苦手意識が強かった方なんですが、10年経つ頃には、私の口から自然に出てくる言葉が、今まで自分が教えられてきたことと同じになっていることに気付き、なんだかんだ自分の軸になる部分を作ってもらったんだなという感覚でいました。その方がリタイヤされることになり、新たな経営者と一緒に働くことになったんですが、どうにも方針が合わないというか、目の上のたんこぶのような存在に私がなっていたようで、役職から外されるといったことがあったので、もういいかなと。それに、フィットネス人口がこの10年で全く変化していなかったので、将来的に伸びる見込みも感じられなかったこともあって、10年という節目で退職することにしたんです。退職に際して、これまでお世話になっていた方々に宛ててご挨拶メールを送ったんですが、1年くらい前に退職していた先輩から、「今、福祉事業をやっているんだけど、うちに来ないか」と、お誘いの連絡が来たので、福祉も良いかもしれないなと思って、お世話になることにしたのがきっかけです。

 

専門職としてのこれまで

-実際に介護の世界に飛び込んでみてどうでしたか?-

最初は、古民家を活用して運営しているお泊りデイ(宿泊もできるデイサービス)に就職して、そこで3年半くらい勤めました。介護の仕事は初めてでしたけど、もともとネガティブなイメージはなかったというか、フィットネスクラブのインストラクター時代にご高齢の方々と接する機会は沢山あったので、「その先のサポート」くらいに受け止めることができていたんだと思います。それに体の使い方や整え方も前職を通して理解できていたので、ボディメカニクス(最小限の力で安全に体を動かす技術)は身についていましたし、デイのレクリエーションで行う健康体操なんかも、ご利用者の身体状況に合わせたちょうど良いメニューで提供することができていたので、介護業界でのキャリアを比較的スムーズにスタートできたように思います。排泄介助も特に抵抗感はなかったですね。私は四人兄弟の一番上なんですけど、私、妹、妹ときて、最後にどうしても欲しかった弟が生まれてくれて、それこそオムツ替え、しかも布のオムツだったのでその洗濯まで含めて、一所懸命に面倒を見た覚えがあります。それがどうっていうことでもないのかもしれませんが、介護の道を選んだ時点で排泄介助はあるものだと、自然に受け入れることができたので、臭いとかも特別気にはならなかったです。ただ、認知症の方と接する機会はこれまでの人生であまりなかったので、どう対応すれば良いのか分からずに苦労した覚えがあります。それで、より認知症の方への理解を深めたいと思ったんですが、勤めていたお泊りデイが極端に人手が足りていない状況で、資格を取るための勉強でさえ、「今年は我慢して欲しい」と言われるような環境だったので、これでは自己成長の機会を逃してしまうと思い、グループホーム(認知症対応型共同生活介護)に転職することにしました。転職したての頃はまだまだ血気盛んな頃だったので、「ホーム長になりたいです!」と、入社当初から意気込んでいました。チャンスは思いがけないタイミングでやってくるもので、入社して2か月後、当時のホーム長が体調を崩して職責から離れることになったんです。後任人事を決める際に、「そういえばホーム長になりたいって言ってたよね?」と、マネージャーから声がかかり、「やります!」と、二つ返事で引き受けました。ただ、ホーム長業務は想像以上に負担が大きく、勢いだけで、未熟なまま引き受けてしまった私は、結局自分のことだけでいっぱいいっぱいになってしまって、続けていくことが難しくなってしまいました。未熟な部分をしっかりと補おうと、有料(介護付き有料老人ホーム)に転職し、7年ほど勤めました。学ぶべきことを学び、取るべき資格も取って、ありがたいことに管理者に就くことができたんですが、なにせ24時間対応なので、帰宅後も何かあれば夜勤者から電話がかかってくるという具合で、なかなか気の休まる時間がありませんでした。ちょうどその頃娘が生まれて、やっぱり夜はきちんと家にいてあげたいなと思うようになり、日中に仕事を集約できるような働き方ができるところを探して見つかったのが、ケアリッツだったんです。

 

ケアリッツへの転職

-ケアリッツに転職してみていかがですか-

フィットネスクラブ時代に教えられた、「働く人を大切にする」というマインドが、私の社会人としての軸になっているので、社員ファーストを掲げているケアリッツに出会えたことは、本当にご縁だと思っています。この4月から事業所の管理者に就かせてもらっていますが、同じエリア内の管理者同士の協力体制が素晴らしくて、きちんと教えてもらえるし、フォローもしっかりしてくれる、けれども、ちゃんとちょうど良い負荷を残してくれるような、そんな関わり方をしてくださるんです。負荷はゼロでも、過剰すぎても成長にはつながらないので、このちょうど良い加減をきちんとコントロールしながら管理者としての成長を見守ってもらえる体制には感謝しかないですね。それに、事業所にいるサ責(サービス提供責任者)が頼れる方で、私一人だったら取りこぼしていたであろうことを、しっかりと拾い上げてくれるので、事業所にとってなくてはならない存在だなと痛感しています。業務に追われるような日もありますが、施設時代と違って、ケアリッツは管理者もちゃんと介護現場に出ることができるのがいいですね。施設の頃は、管理者になった途端、介護現場に出ることは一切禁止されていたので、一日中デスクに向かって息が詰まるような思いで働いていました。ご利用者と接することが楽しくて仕方がなかった私にとっては、それが何よりも苦行だったんですが、今は自転車こぎながらご利用者宅を回ることもできるので、一日の中で適度に気分転換を図りながら働くことができています。ご利用者の雰囲気も明確に違って、ご自宅で生活されている方って、基本前向きでいらっしゃるんですよね。施設時代は、「この施設に入れられた」、「家族に迷惑をかけられないから入るしかなかった」、「自由がない」といった声を聴くことがちょくちょくあったので、こちらの気持ちも重く沈みがちだったんですが、今はご利用者のタイミングに寄り添って、ご本人が望む生活を叶えることができるようにサポートしているので、やりがいもありますし、何より楽しくて仕方がないです。いちばん最初のキャリアを訪問介護にしておいたらよかったかな?と思う時もあるんですが、ちゃんと施設を知って、比較できる形で働いているからこそ、訪問介護の尊さみたいなものもより感じることができているような気がします。ケアリッツに転職したおかげで、介護の仕事を、やりがいをもって楽しくやらせてもらっていますし、何より生活リズムが整って、娘と過ごす時間がちゃんと確保できるようになったのがすごく大きいですね。小学校1年生で、公園が大好きなので、休みの日はしょっちゅう川崎市内の公園に出掛けています。お父さんとしては体力的に大変なんですが、娘がはしゃいでいる姿を見るのは、やっぱりいいもんです。

これから

-今後の目標を聞かせてください-

先ずは、一人前の管理者になることです。血気盛んだったころの私だったら、「いける限り上に!」って言っていたかもしれませんが、勢いではなく、根拠あるマネジメントの大切さを分かっている今だからこそ、ちゃんと一人前になりたいと強く感じています。まだまだ管理者2か月目なので、ようやく、1日のルーティン、1週間のルーティン、1ヶ月のルーティンが把握できて来たかな?くらいなので、先ずは1年通して管理業務をしっかり経験していくところからですね。その先で、スタッフを育てられる人になりたいと思っています。私はどちらかと言うと感覚派の人間なので、自分が行っているやり方などを人に伝えるときに、その根拠までは上手く伝えきれないことがあります。なので、根拠の部分まで含めてしっかりと教えられるように、まだまだ成長していきたいと思います。

 

ご自身の信念に従って、人を大切にするためにここまで歩んでこられた林さん。そのためにいつでも自己成長に向き合い続けていらっしゃるその姿勢は、同僚のスタッフからも、エリア内の管理者仲間からも、とても頼もしく映ることでしょう。貴重なお話、ありがとうございました!