日本人の平均寿命

日本が長寿国である、というのはよく知られた事実でもあります。

最近、厚生省が2016年版の簡易生命表を発表しました。
これは、日本にいる日本人について、平成 28 年1年間の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の人が1年以内に死亡する確率や、平均してあと何年生きられるかという期待値などを、死亡率や平均余命などの指標によって表したものです。
よく見かける、日本人の平均寿命は~歳、というものは、この中のデータのひとつで、現在0歳の子供が最終的に平均何歳まで生きることになるのか、というデータとなっています。

平均寿命の現状

それによると、平均寿命は男性は80.98歳、女性は87.14歳となっており、男女ともに世界2位の長寿ということのようです。(ちなみに1位は男女ともに香港)
とはいえ、欧米の主だった先進国は、特に概ね男性に関してはほぼ1歳以内の差しかないのが実情です。一方女性は3位でスペインの85.42歳、と少し差が大きく、日本は男女の寿命差が大きい国である(あるいは、女性が特に長寿の傾向のある国である)と言えそうです。

何割の確率で長生きできる??

さまざまなデータがここでは紹介されていましたが、個人的に興味深かったのは、寿命中位数等生命表上の生存状況というデータ 
平均ではなく、何歳まで生きる確率が何%なのか、というデータです。

30年くらい前と比較するとおもしろいのですが、30年前であれば男性が75歳まで生きている確率は半数強、90歳までだと10人に1人、ということで、老人とは結構レアな存在だったことがわかります。

これが、今、2016年ではどうでしょうか?
男性では、75歳まで生きている確率は4人に3人、90歳でも4人に1人、と、30年前の女性とほぼ同水準にまで伸びてきました。一方女性はもっと伸びており、75歳だとほぼ10人に9人、90歳でも2人に1人、という凄まじいデータが出ています。

もはや70代で亡くなるなんていうのはよっぽど不幸な場合で、ちゃんと健康に気を付けていれば当たり前のように90代まで生きられる時代になった、ということです。

ただ、ここで語られているのは、あくまで生命が維持されている年齢。極端な話病院で寝たきりでもカウントされてしまいます。
何より今後重要になってくるのは、「健康寿命」をどこまで伸ばせるか。要介護度が出ないような生活レベルで何歳までいけるのか、それが何より重要ですね。

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ケアリッツマガジン運営者 Yuri
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