ぼうこう内の尿量を超音波で測定!

今回は新しい介護機器をご紹介します。

その名もリリアムスポット。
何ができる機械なのかというと、超音波で体の外から、尿が膀胱の中にどれくらい溜まっているかを可視化することが出来る機械です。

昨年の12月に発売された、というニュースがこちら。

ぼうこう内の尿量を超音波で測定 介護負担の軽減狙う(徳島新聞)

ちなみになぜソースが徳島新聞かというと、元々徳島に本拠点を持つ大塚製薬の子会社、リリアム大塚が開発した商品だからです。

リリアムスポットの特徴

実は以前からリリアム大塚では、超音波に着目して体外から尿量を測定する機器を開発していました。

リリアムα-200商品ページ

こちらの機器は、医療関係者などを対象とした商品で、入院患者の尿量の記録や排せつの補助などを目的としていました。
この機器を一般向けに使いやすくしたものが今回のリリアムスポット、というわけです。

使う場面としては、尿意を脳機能障害などで失ってしまった方に対して、訪問介護員、あるいは介助する家族などが測定し、トイレ誘導などを行う、といったものが想定されています。

医療機器、というよりもヘルスケア家電、という位置づけで、膀胱の位置に超音波を当てるだけで尿のたまり具合をメモリ表示で簡単に確認できます。また、音声ガイダンス機能なども充実しており、UIは完璧。
また、通常超音波機器を使う時にはローションなどを使うので、後で拭き取ったりといった手間がありますが、使用時には、新たに開発した専用液を用いることで、ふき取りの手間もないようです。

やはり施設から在宅に戻れるかどうかのひとつのポイントは、自立して排せつができるかどうか、といった点です。また患者さん本人にとっても、尊厳という意味でおむつをできる限り使わずに過ごすことが出来る、というのは非常に大きいと思います。

10万弱と少し値段は高いですが、なかなかおもしろい商品なのではないでしょうか。

CURATOR
ケアリッツマガジン運営者 Yuri
普段の業務に加えて、いろいろと記事を書いて情報発信しています。プライベートでは女子力高めなことが好きです。