menu

第2回 医療と介護の総合展

第2回 医療と介護の総合展

こんにちは、ケアリッツマガジンの記者takahashiです。

医療と介護の総合展が10月23日から25日まで幕張メッセで開催されていました。
介護のみならず、医療の最新機器や動向まで見ることが出来る貴重な展示会として、早くも2回目の開催となりました。

いろいろな展示会が毎年開催されますが、前回よりも規模が大きくなると市場の関心が高いことがわかりますね!世の中から必要とされているのだと感じ、それだけでも来た甲斐があったと思います。

最近では、どの業界でもITを活用した製品を多く見かけるようになりました。
特に介護業界は、まだまだアナログな作業が多い分野でもあるため、これから大きくITの活用が進んでいくように感じています。

代表的なものだとスマホやタブレットを活用しての、勤怠管理や請求業務のアプリなど。この展示会でもいくつもの会社が発表していました。

ところで、ケアリッツにも、自社内で開発をした独自のアプリ「Caregate(ケアゲイト)」があります。
ケアリッツが、こういった展示会に出展されているシステム会社と最も違うところは、介護を行っている会社が現場の意見をしっかりと受け入れて自社で開発している点ではないでしょうか。

展示されているシステムはほぼすべて、いわゆるIT専業の会社が作っているケースが多いので、当社の「Caregate」の方が、現場にとっては使いやすいシステムだと自負しています。

そんな訳で、今回はあえてこれらのアプリ製品は見ずに、それ以外を取材してきましたので最新機器の参考になれば幸いです。

空間の除菌・消臭編

目で見える消臭

ニオイを科学する

次亜塩素酸水

お部屋をまるごと抗菌

どこの会社も、除菌と消臭の効果があり、その場所(空間)も綺麗になるという製品の内容で、タイプとしてはスプレーで吹きかけるタイプ、もしくは機器を設置して常時稼働するタイプの二種類が主流のようです。

機器を設置するタイプは、いわゆる空気清浄機と考えるとイメージしやすい気がします。
用途によって使い分けることで双方のメリットや特性が活かされるものですが、個人的には吹きかける方が実感がある分、効果が高い気がします。

医療・介護機器

ルームシャンプー

足裏マッサージ

コンパクトCT

今までは、お風呂に入ることができない状況で頭を洗うにはドライシャンプーや拭く事しか出来ませんでした。
しかし、このルームシャンプーは洋服を着たまま頭に泡立つシャンプーをして、なんと水で流すことが出来ます。

原理としては、シャワーヘッドに掃除機がついた感じになっていて、水を出すのと吸い込むのを同時に行っているようです。一般成人男性の頭髪だと、10分ほどで洗い流すことが出来るそう。

私はやらなかったのですが、やってもらっている人はとても気持ちよさそうでした。

足温浴

秋田玉川温泉

暖暖ふっと

石やセラミックを活用した足温浴です。
水を使用していないので靴下のまま入ることが出来ます。また遠赤外線効果で芯まであったまります。

セラミックを使用した製品の会社の担当者からは「機器のパネル故障はあったとしても、セラミックは劣化しないため、半永久的に使用が出来るのがメリットです!」とのことでした。

高齢者にとって、血行を良くすることは非常にじゅうようであることが分かってきていますので、案外今後は注目な商品群かもしれません。

食事

全自動とろみ付け飲料自販機

全自動炊飯器

全自動とろみ付け飲料自販機はその名前の通り、コーヒーなどをとろみの付いた飲み物へと変えてくれる自販機になります。

そのままだと飲みにくいものでも、とろみが付くことで飲みやすくなったりするのですが、それを自販機に応用したもののようです。
とろみ具合は調整ができるようなので好みに合わせることが出来ます。

医療

遺伝子検査で始める健康管理

遠隔支援ソリューション

yahooが医療の分野に参入していたのは、知りませんでした!
遺伝子(ゲノム)を活用した健康管理だそうです。DeNAなども参入している分野ですね。

簡単な検査だけで、体質や健康リスクなど約290項目がわかるキットを提供しているようです。
怖い気もしますが簡単なら一度試してみたくなりますね。

遠隔ソリューション。ものを見たときに「キタ!近未来」と思わせるビジュアルです。これからどのように活用されていくのか目が離せませんね。

機器

AI掃除機

ソフトバンクがAIの分野に参入しているのを、恥ずかしながらここで初めて知りました。通信事業との親和性が高いのでしょうね。
業務用の全自動掃除機のようです。AIが搭載されているので人や物を避けて掃除してくれます。現在キャンペーン中で希望の施設で無料レンタルを行っているようです。

移乗解除ロボ

車椅子やベットなどから移乗をさせてくれるロボットです。半自動という感じですがセットすればロボットが運んでくれるというものです。

歩行アシスト

歩行といえば「HONDA」というくらい昔から力を入れている印象です。
ASIMO、なんてロボットもありましたよね?

車にとらわれず機械全般を取り扱っているのでしょうか。

階段対応車椅子

今までは、車椅子で階段の上り下りはできませんでしたが、ついに対応するものが出てきました。
これからは段差を気にせずに車椅子で移動が可能になるかも?

ハザードトーク

東日本大震災以降、いろんな自然災害が多くなってきました。
食料や飲み水が重宝されていますが、何より家族や親戚と連絡が取れない、ということも想定されます。

そんなときにこちらがあればどんな時でも連絡が出来ます。写真も取れるので普段も色々と活用ができそうです。

Writer
ケアリッツマガジン記者 takahashi
デザイナー。知らない場所を散策することが好きです。