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【新卒ブログ】知っている街(上村)

【新卒ブログ】知っている街(上村)

はじめに

こんにちは。こんばんは。目白事業所の上村です。すっかり寒くなりました。上村は毎日寒さに震えております。皆様はいかがお過ごしでしょうか。早いもので2回目の投稿になります。お手柔らかに。

今回のテーマは「知っている街」です。一回目の投稿でも少し触れた「仕事の合間のささやかな楽しみ」といったところにかぶってくる内容にもなります。最後までお読みいただければ幸いです。

目白10号

我々訪問介護士は、日々電動自転車を軽やかに乗りこなし、各地を縦横無尽に駆け巡っています。かくして、上村も愛機「目白10号」に乗り担当エリアの街を縫うようにくねくねと動き回っているわけです。愛機「目白10号」(以下相棒)は大変手のかかるじゃじゃ馬さんではありますが、青色のボディに太陽の光を一身に受け、走るかわいらしい相棒でもあります。(わずか半年で二回の修理)「じゃじゃ馬などではなく乗り手の問題なのでは?」というご意見は一度綺麗にたたんでそっと仕舞わせていただきます。

一日の業務の中で訪問している時間以外に移動時間というものが多いのが訪問の特徴でもあると思います。私は街を見ているのが好きです。相棒と街をすり抜けるたびに街はいろいろな表情を見せくれるからです。そんな街の表情の変化を垣間見るのが私の密かな楽しみになっていました。

街の表情

普段は素通りしてしまう通り道や細道でふと、立ち止まってみる。普段は気づかないようなお店や道を見つけたとき、私はこの街を「知っている」ようで何も知らないのだと痛感するのです。

午前八時、まだ寝ぼけているような街並み。

普段はあまり見上げることのない空。都会の狭い空の中にも変化はあるみたい。

 

思わず立ち止まってしまうような、予期せぬ邂逅、かわいい。

街を知っている

日が短くなってきたこの頃、灯っていく家の灯かりをみるとその一軒一軒に家族があり、歴史があり、人生があるのだとつい思いを馳せてしまいます。その一軒一軒の扉を開けて人生という単位でかかわっていくのがこの「訪問介護」なのだと街の景色に思い出させられたりもしました。知っているようで知らない街のこと。「知っている街」は「知らない街」をいつもおしえてくれているのかもしれません。

 

(上村)