【ROOTS】何となく決めた介護、今ではもう離れられない

今年は本当に暖かい日が多くて、桜の開花も統計以来最も早い日なりましたね。
新型コロナの影響でお花見などはできない状況ですが、それでも桜が咲くと心が華やぐのは日本人の性ですね。

さて、ケアリッツマガジンでは、当社で働いている社員の方を定期的に、この【ROOTS】というコーナーでご紹介させていただいています。

ケアリッツでは、まだまだ事業所の開設予定が続いており、積極的に採用活動を行っています。

毎月中途で入社される方が大勢いらっしゃいますが、実際にどのような方が入社されて活躍しているのかをご覧いただくことで、もしこれから介護職で転職を考えている方や未経験だけど介護に興味を持っている方などに、ぜひケアリッツの雰囲気を感じていただき、参考にしていただければと思っています!

第11回目の今回は西葛西事業所 ヘルパー 紺野綾奈さん

埼玉県出身。二つ上の兄と二人兄妹で、小さい頃はご家庭で苦労したこともあるそうですが、現在、結婚目前という幸せの絶頂期にいる、そんな羨ましい私生活に迫りました。

母の勧めで介護の世界へ


-介護を仕事として選んだ理由はなんですか-
高校を卒業した後は、エクステを専門にした美容室で働いていました。
2年程勤めたのですが、段々と世間的にエクステなどのブームが去っていた時だったので、お店もどんどん暇になってきてしまったんですよね。

それでこのままでは良くないなと思って、退職しました。
次を特に決めずに辞めたので、とりあえず派遣会社に登録をしたところ、自宅近くの工場の仕事を紹介されました。自宅からも通いやすい場所だったので、まずはいったんここで働くことにしました。内容はクレジットなどのカードを作る仕事。ここは1年契約だったのでそのまま更新をせずに終了しました。

その後再び、何の仕事をしようかと悩んでいた時、母から「介護の仕事でもやってみれば?」と勧められ、特養(特別養護老人ホーム)で働き始めたんです。
そこは結構古い施設で、オムツも紙ではなく布だったりと、今では考えられない状態でしたね。。。
それに職場環境もいまいちで、中には良い方もいましたが全体的に働いている職員の質も悪く、あえなく半年ほどで辞めることにしました。

それから一度、日常や家から離れてリセットしたくなり、鹿児島県の離島に行きました。ここでは農業をして、花を育てたりしていました。
でもその間も、なぜか介護の事が頭から離れず、結局は1カ月ほどでこちらに戻ってきました。
その時点では資格を取っていなかったので、ハローワークの職業訓練に通い、初任者研修の資格を取りました。

だから、介護の仕事に関して言えば、きっかけとしては何となく勧められて始めてみたら、いつの間にか離れられなくなっていたという感じなんですよね。

-介護の仕事に関しては、どんなところで働きましたか-
資格を取った後、介護専門の派遣会社に登録をして、有料老人ホームで働くことになりました。
自宅からも近くて通いやすい所でしたが、正社員でしっかりと働きたかったので、1年ほど経験を積んだところで辞め、正社員を目指すことにしました。

ちょうど仕事も見つかり、次の特養では、無事正社員として働くことができました。
割と大きな施設で、特養以外にもデイサービスやショートステイ、居宅事業所も併設されているところでした。

ここはホントに良い施設でしたね。職場環境も良くて、職員のみなさんもいい方ばかり。長く働ける条件がそろっていました。そこでは3年程働いたのですが、引越しをすることが決まり、そこから通うことが難しくなってしまったんですよね。なので、やむを得ず退職しました。

その後、引越した先で通えるところを、と職場を探すなかでケアリッツを見つけ、入社した次第です。

-今までずっと施設でしたが、訪問を選んだ理由は-
施設は夜勤があるので、もうそれはやりたくなかったんですよ。生活リズムも崩れますし。

施設で働いているときに腰を悪くしてしまったことがあって、ショートステイに異動して働いたことがありましたし、デイは個人的に合わないなと感じていたので、次働くのであればこれまでと違う業態がいいな、と。
それで消去法でケアリッツ(訪問)を選びました。

でも、資格を取るときに研修で訪問も経験したことがあって、その時は正直一番合わないと思っていたんですよね。なので、訪問を選んだ、というのは自分でも意外な選択でした。

でも、当時感じた不安や嫌なことは、施設などの経験を積むうちになくなっていました。「介護」という仕事を知るうちに、そういった懸念も和らいでいったんだと思います。

-施設と訪問でどんな違いがありますか-
施設では、規則正しく一日の流れが決まっています。
環境も、季節にかかわらず常に一定なので、変化はないですが安定して働きやすいですね。

一方で、訪問は天候に左右されるところはありますが、移動時間などで一人の自由な時間が取れるのはいいところですね。ケアの種類もいろいろあって、いつも違うことが出来るところが楽しいところです。

正直言うと、施設は同じ作業の繰り返しだし、常に誰かがいるから気が休まらないところは嫌だったんですよ。

-印象に残っている利用者さんはいますか-
いますよ。
ショートにいた時の担当した利用者さんたちで、よく話し相手になっていました。向こうからしたら孫?と接しているような感じだったのかもしれませんが、私の方もそんな風に感じて、仲良くさせてもらっていました。

結構、ショートは自立している方が多かったように思います。
ご自分の家の様子や、昔の話をよくしてくれました。それ以外では一緒に野菜を育てたりしてましたね。施設の庭が畑になっていて、かなり広かったんです。

認知症の方も一緒に行ったのですが、むかし農家で働いていた方は忘れずに覚えているんですよね。体に染みついたことは忘れないみたいで色々と教わりました。
その光景だけ見ていると介護を受けている方とはとても思えませんでしたよ。作った野菜はおやつにみんなで食べました。とってもおいしかったのを覚えています。

体を大事に


-以前腰を痛めたとのことですが、今はどうですか?-
やっぱり腰痛って、介護の職業病みたいな所がありますよね。正直、この仕事をしているうちはある程度、付き合っていかなければいけないもの、とは思っています。

月に1度はカイロ(カイロプラクティック)に通っています。カイロは効きますね。最初は病院や整体院にも通っていたのですが、通院回数が多くなってしまうのとそんなに効果がでなくて。

カイロは、それなりに値段もかかるので一時期は行かないときもあったのですが、やっぱりそうすると腰痛が悪化してしまい、定期的に通うようになりました。やっぱり高いだけあって、行くとしっかり効果があるんですよね。

それと、最近またトレーニングを再開しました。昔からyoutubeで動画を見ながらやったり、ウォーキングもしたのですが、しばらくサボっていたので今は体が痛いです。やっぱり継続してやらないとだめですね。体がなまってしまって。

-趣味はありますか-
スノボーをやっています。数年前に友人に教わる形で始めました。初めから一式そろえて(笑。毎年、群馬や新潟に行ってます。
でも実は、こっちに引越しをしてきてからは行けていなかったんですよね。久しぶりに今年の冬に行ってきたのですが、滑り始めは少し怖かったです。

今年は雪が全然なくて、ギリギリ滑れる状態って感じでしたね。

-引越しをきっかけにケアリッツに入社されたということですが、引っ越しの理由を聞いてもいいですか-
実は結婚を前提に同棲することになりまして、相手の実家の近くに住むことになったんです。
引っ越してからしばらく経ってしまいましたが、やっと今年結婚します!

まあ、両方の両親からいろいろとプレッシャーをかけられたり、私からもかなり言って、やっとという感じですが 笑

男性って、いったん同棲してしまうと、逆に結婚に腰が重くなってしまうんですかね・・・

-出会いを聞いてもいいですか-
スノボーで出会いました。
結構な大人数のグループを作っていて、この日に行ける人っていう感じで仲間を募って行くんですが、そのメンバーの一人でした。

滑りに行くときには日程が合わずに会ったことはなかったのですが、そのメンバーでバーベキューをすることがあって、その時に知り合いました。

明るくて、結構おしゃべりで沢山笑わせてくれる人です。

-好きな食べ物はありますか-
焼き肉が好きで、特にタンをよく食べます。婚約者も好きなので二人でよく行きますよ。
逆に魚は苦手。焼き魚ならまだ何とかって感じですね。

いつも、食べれるようになりたいなぁって思うんですが、やっぱり嫌いだから、自分からは進んで食べないんですよねー。何かきっかけがあれば、試したい気持ちはあるんですけど。

嫌いになったきっかけは覚えていて、保育園に通っていた時、先生に「揚げたししゃも」を食べさせられたことがあったんですよね。
その時、凄く苦かったのを覚えていて、それから食べなくなった記憶があります。

焼き肉以外だとビールが好きですね。焼き肉にとっても合いますよね。
それと最近は、ゆずみつサワーにはまっています。ゆずとはちみつが混ざったものがビンに入ってそれを焼酎と炭酸で割って飲んでいます。
スーパーとかに売っていて手軽ですし自分で作ると濃さも調整できるので良いんですよね。

性格は母親似!?


-初めから埼玉県の生まれですか-
両親はもともと岩手にいたようですが、祖母も一緒に引っ越してきたようです。越してきてからはいろいろとあったようで、物心ついたころには既に父はいませんでした。

父は(母が)家にいることが当たり前で、働きに出ることに不満だったようで、それが理由で別れたと言ってました。昔の人の考え方ですよね。

-会ったことはないんですか-
覚えている限りだと、小学生の時に毎月養育費を持ってきていました。
母は会いたくなかったようなので、私や兄が代わりにそれを受け取っていたので、顔は知ってはいました。

その後、少し前から連絡を取るようになって、前職の特養で働いていた時には、実は一緒に住んでいました。
兄は小さな時から連絡先を知っていて、よく連絡を取っていたようで、父は最初は兄と一緒に住んでいました。

それから兄が出ていく事になって、入れ違いで私が一緒に住みました。すごく久しぶりに会いましたが、向こうはかなりよそよそしかったですね。女の子だし、どう接していいかわからなかったみたいです。

ただ、いろいろなものが買い換えてあったり、用意してくれてはいました。
一緒に住むと母に言った時は、正直いい顔はしなかったのですが、決めたことだから、と押し切ってしまいました。

-どんなお母さんでしたか-
特に、何かを言ってくる人ではなかったですね。
小さい頃も、特に勉強しなさいとかも言われなかったですし。

ただ、結構頑固な人で、一度決めたことは曲げないですね。
もともとは介護士として働いていましたが、私が高校生くらいの時に看護師の資格を取って今は訪問看護の仕事をしています。

受けてみたら受かっただけよ、なんて本人は言っていましたが、たくさん勉強をしている姿を見ていました。

-小さいころはどんな子でしたか-
かなり活発な感じでしたね。
ほとんど外に出て、公園で遊んでいましたね。

あと友だちにピアノを習っている子がいて、その子に教わったりしていました。
なんかピアノを弾く姿ってかっこいいじゃないですか。

でもいざやってみたら全然上手に弾けなくて、すぐに飽きて辞めちゃいました。

やりやすく変えられる


-ケアリッツってどんなところですか-
風通しがよくて、意見を尊重してもらえるという風土があります。
管理者にもよるかもしれませんが、ここ(葛西事業所)は良い意味でやり方が自由なので、自分のやりやすいように業務が行えています。

あと、資格を取るサポートがあったり、研修も豊富で、成長できる環境が整っていますし刺激になりますね。
それと職場環境もいいですし。長く勤めるには大事ですよね環境って。
駄目だったところも経験しているので余計にそう思います。

-目標はありますか-
そうですね。何年先になるかはまだわかりませんが、ゆくゆくはケアマネになりたいです。理由は何となくですが、年を取ったときに今と同じように現場に出てやっていけるかは、体力面でも不安がありますし。
何より、ケアマネってなんだかカッコいいですよね。

管理者になることは今は考えていません、現場にはずっと居たいので。

 

軽い気持ちで始めた介護の仕事。
最初の職場では、嫌な思いをして逃げ出したこともあったものの、諦めきれずにまた戻ってきた紺野さん。

人生、耐えなければならない場面もありますが、いったんその環境から離れて自分を見つめ直すことも大切だと教わりました。私も時には、見つめ直すことも考えようと思います。

ケアリッツでは、ヘルパーの資格をイチから取得できる資格支援制度も導入しています!
介護は初めて、資格もない、という方でもサポート体制は万全なので、ぜひ一度ご相談ください!

もちろん、資格はあるけどブランクがあって・・・、施設経験はあるけど訪問は経験ががなくて・・・、
という方もしっかりフォローしますので、安心してください!

もし少しでもご興味をお持ちいただいた方は、↓からお問い合わせくださいね♪

Writer
ケアリッツマガジン記者 takahashi
デザイナー。知らない場所を散策することが好きです。