【介護コラム】 目と目を合わせて - 第6回- 家と外での仕事

生きていくためにやらなければならないこと。
僕の場合は、ヘルパーさんたちの調整業務です。

介護と違いケアマネジャーがいないため、必要なところでちゃんとヘルパーさんに来てもらえるよう、連絡調整、シフト管理を行っています。

利用者兼ケアマネジャーですね。

もう一つの仕事は、講師として登壇することです。
社内の研修で、主にこれから介護業界に踏み出そうとしている新卒内定者の方々に対して、障害を持った人の目線を、生の声で届けることを任務としています。

また、講師業のない月は、こうしてコラム執筆にも一役買っています。
コラムはこのようにケアリッツマガジンにもアップされるので、僕の声が遠くまで届くことを思うとやりがいと責任をストレートに感じています。

業務をとおして、関わる人の数が増えるたび、「会社に所属しているんだなぁ」という実感が湧き、もっともっと「自分だからできることをしたい」という思いがメラメラと燃え上がってきます。

この仕事に影響を与えるのが、体調や気分の波です。
特にヘルパーさんの調整に難航しているときや、ヘルパーさんのキャラクターに合わせて、一日の中で話題探しを何回もしているときはやっぱり疲れます。

とはいえ、自分なりに納得のいく「伝えるプロ」を目指している途中で、くじけているわけにもいきません。
生活にも仕事にも、相手があってこその僕の道。

この先も人を大切にしながら、二つの仕事、ケアマネジメントと講師、この両輪を回し続けて参ります。

コラム原案/安部隼人
障害者の目線から、社内での研修講師をしたり、啓蒙活動のためのレポート作成等を担当しています。
晩酌のお供はカニカマ派です。
Illustrator/エム・コウノ