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【ROOTS】周りの人達のご縁と、「今ある所で咲けば良い」を大切に

【ROOTS】周りの人達のご縁と、「今ある所で咲けば良い」を大切に

【ROOTS】は、当社で働いている社員の方を紹介するコーナーです。

ケアリッツには毎月大勢の方が入社されています。どのような方がどのように活躍しているのか、インタビュー形式で紹介します。これから介護職へ転職を考えている方や、経験は無いものの介護に興味がある方々は、是非参考にしてください!

今回紹介するのは 四谷事業所  菊地 美貴子(きくち みきこ)さん

2020年12月入社。東京都出身で、小豆島に移住していた過去があるそうです。そんな菊地さんがどのような経験を積み、何を大切しているのかをお聞きしました。

大自然の中でのんびり好きな事を優先して過ごしたい

-小豆島に移住していたとお聞きしましたが?-

はい、3年前まで小豆島で約8年間暮らしていました!それまでは東京に住んでいて、大学卒業後から大学の事務職員として、入学試験の運営や広報活動、留学支援等に取り組んでいました。主人と「いつか田舎に移住して、のんびり暮らしてみたい」と、3.11の震災を機に話をする事が多くなり、都会で働いて疲れた身体を自然がある場所で癒しながら、やりたい事を追求したいと考えるようになりました。そこで、勤続20年と区切りが良いタイミングで退職し、夫婦二人で移住先を探したときに二人共「ピン!」ときた香川県の小豆島での移住生活を始める事にしました。
親戚等がいないところからのスタートで、最初は知り合いも少なく寂しい思いをしましたが、川掃除や草むしり等の地域活動に参加し、積極的に地域の住民の方と関わりが持てるよう心がけました。特に思い出深いのは、地元の収穫祭での農村歌舞伎に参加した事です。学生時代にバイオリンをやっていた事もあり、「同じ弦楽器だから三味線をやってみない?」とご近所の方から声をかけられ、未経験ながらもチャレンジする事にしました。その様子はYouTubeにアップロードされていて、自分の拙い演奏には少し恥ずかしい思いもしましたが、良い思い出となっています。また、歌舞伎の幕間で食べる「わりご弁当」作りにも、朝3時から地域の皆で集まって作るところに参加させてもらい貴重な体験をする事ができました。

-島でのお仕事は何をされていましたか?-

地元の産業で働きたいという気持ちから、最初は醤油製造会社に入り、添加物を使わずに2度仕込みを行い、手間暇をかけて「こだわりの醤油」を製造していました。その後、小学校の事務職員や、佃煮製造会社で働き、最後は家の近所にある特養の園長からお声がけしてもらう形で、特養に転職しました。最初は事務職員として働き始めましたが、初任者研修や実務者研修を取ってケアも行い、最終的は介護職員になりました。

 

周りの人の縁で今がある

-小豆島で色々な経験をされてきたのですね!東京に戻ってケアリッツに入社したきっかけは何ですか?-

気が付けば8年、長い間小豆島で暮らしていましたが、主人が東京で働く事になり、私も東京に戻ってきました。東京でも、島でやっていた介護の仕事をしようと思っていましたが、島で働いていたときは特養のためシフト制で夜勤があり、プライベートの時間確保が難しかった点が不満でした。仕事とプライベートのメリハリをしっかりつけ、休日は趣味を思い切り楽しみたいと思っていたので、条件として夜勤が無く、週休日が固定されている介護の会社を探して、ケアリッツと出会いました。

-ケアリッツでの働き方はどうですか?-

毎日気持ち良く働く事ができていて、中でも色々な人に出会える機会が多いので楽しいです。島での生活を経て、都会では周りの人との関係が薄くなってしまう事が寂しいと思っていたので、訪問介護は1人1人に向き合う事ができ、人との繋がりやコミュニケーションを大切にして働く事ができる環境は理想的です。介護の仕事は、高い技術力を持って対応する事も大切ですが、ご利用者さんを尊重し、思いやりをもって接する事の方が大切だと信じています。人との縁を大切にする事が、ご利用者さんやそのご家族にとって価値のある事だと思います。
東京に戻ってからも、小豆島で築いた人との縁を大切にしています。島の人達とは今でもよく交流していて、季節の物産等を贈り合ったりしています。多くの人達との出会いや縁を通じて、数々の経験を得る事ができ、これらの繋がりが今の私を支えていると感じています。

 

今ある所で咲けば良い

-休日は何をしていますか?-

友人から紹介されたアマチュアのオーケストラに所属していて、バイオリンを演奏し、定期的に演奏会に参加しています。就職してからしばらくはバイオリンから離れていましたが、香川県での地元小学校音楽部での教育ボランティアをきっかけに、楽器を改めて本気でやりたいと思うようになりました。そこで地元の交響楽団に入団し、バイオリンを本格的に再開しました。その後、東京に戻ってからもその時の友人に紹介されて、現在の交響楽団に加入する事になりました。演奏する曲がポピュラーではなく、マニアックで少し特殊なのですが、その分楽しくて私にぴったりの楽団と感じます。四谷事業所の管理者である池田さんもオーケストラ経験者で興味を持って頂いたので、紹介して別の楽団で一緒に演奏するようになり、楽しみが増えました。以前の演奏会には、社長も足を運んでくださった事もあり、とても嬉しかったです。

-今後どのような人生を送っていきたいですか?-

多くの人との縁を深めてきたおかげで、現在の生活がとても充実しているので、この幸せな時間がずっと続いて欲しいと思っています。私は、小豆島でお世話になった特養の施設長から教えて頂いた「今ある所で咲けば良い」という言葉を大切にしています。無理をせず、与えられた環境の中で精一杯頑張り、その中で輝きたいと思っています。自分に合った場所で、やりたい事を楽しんで生きる事が、私にとっての真の幸せだと信じています。

 

 

 

 

菊地さんの小豆島でのエピソードを含め、出会った人達との縁についてのお話をお聞きして、人との縁の大切さを改めて再確認できました!ありがとうございました!

ケアリッツでは、ヘルパーの資格をイチから取得できる資格支援制度も導入しています!
「介護の仕事は興味があるけど経験がなくて不安…」「資格を持っていないけど大丈夫かな…」という方でも、サポート体制は万全なので、ぜひ一度ご相談ください!

もちろん「資格はあるけどブランクがあって…」「施設経験はあるけど訪問は経験がなくて…」という方も、しっかりフォローしますので、安心してください!

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