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【ROOTS】人とのコミュニケーションを大切に!相手に伝えるための努力を忘れない

【ROOTS】人とのコミュニケーションを大切に!相手に伝えるための努力を忘れない

【ROOTS】は、当社で働いている社員の方を紹介するコーナーです。

ケアリッツには毎月大勢の方が入社されています。どのような方がどのように活躍しているのか、インタビュー形式で紹介します。これから介護職へ転職を考えている方や、経験は無いものの介護に興味がある方々は、是非参考にしてください!

今回紹介するのは 住之江事業所 平松 隼己(ひらまつ はやき)さん

2022年4月入社。大手鉄道会社の車掌や運転士のご経験まである平松さんが、どのようにして介護業界への一歩を踏み出していったのか、その経緯や今後の目標、そして事業所の管理職として立ち回る日々のやりがいなど伺ってきました。

ターニングポイント

-なぜ介護に興味を持つようになったのですか?-

高校卒業してすぐに関西の大手鉄道会社に就職をして、駅員、車掌、運転士として働いてきました。鉄道会社で働く人って、皆さんがイメージされるような電車マニアの人たちはせいぜい1割くらいしかいなくて、どちらかというと安定した仕事を求めて就職する人がほとんどなんですよ。僕もそちら側の人間で、これと言って電車に思い入れがあったわけではありませんでした。それでも、何百人ものお客様の命を預かっているっていう、とても責任感のある仕事だったので、安全第一を心がけながら6年間勤めました。ただ、続けていくうちに段々と毎日が同じことの繰り返しのように思えてきたのと、「この人みたいになりたい」っていう、憧れるような存在がいなかったこともあって、何を目指せばいいのかがわからなくなってしまったんです。それで環境を変えてみようと思って転職に踏み切りました。運転士時代は運転席の中にこもりきりになるので、車窓から見える景色が変わるくらいしか気分転換をする方法がなかったんで、次はしっかり人と関われることがしたいと思ってました。僕のいとこが障害者施設の管理者をしているんですけど、「介護の仕事はめちゃくちゃやりがいあるよ!」って普段から聞いてたんで、転職活動の時に相談しに行ってみたら管理者についての魅力も色々と教えてもらえて、それで「管理職もやってみたいです!」って形でケアリッツの面接を受けました。鉄道会社にいたときは管理者になることなんて全然興味がなかったのに、面白いもんですね。

 

専門職としてのこれまで

-実際に介護の仕事についてみてどうですか?-

最初はすごく苦労しました。「どうやったら利用者さんに喜んでもらえるか」とか、「どうしたら利用者さんが有意義に暮らせるんやろ」とかそんなことを考えながら、明確なゴールが見えないままやっていました。それでも、わからないことはベテランの諸先輩方が技術面も制度の面も丁寧に教えてくださったんで、少しずつ自分なりの介護の形というか、この仕事をする上での自分ならではの武器みたいなものができてきて、今はある程度自信をもって利用者さんと向き合えるようになりました。今年の2月からは管理者を任せてもらっていますが、自信を持つことの大切さを日々実感しています。だって自信がなかったらご利用者もスタッフさんも不安にさせてしまいますからね。ちゃんと自信があるように見せる努力もしています。それでも自分の裁量で事業所を運営するってなった時は「これで合ってるんやろうか」って、ケアの組み立てにしても書類にしてもいつも不安を覚えてました。それでもエリアマネージャーさんがその度に丁寧に教えて下さったんで、周りに不安を見せずにやってこれました。これからも悩んだりすることは沢山あると思いますけど、いろんな人たちの手を借りながら頑張っていこうと思います。

 

ケアリッツへの転職

-ケアリッツに転職してみていかがですか--

入社当初はエリアマネージャーさんの元で一緒に働かせてもらって、管理者になることを見据えてケア以外にも営業の仕方とかを教えてもらってたので、管理者になって初めて営業行った時も、緊張せずにちゃんと事業所の強みを伝えることができました。そこから新規のご依頼も順調にいただけたので、早くから色々な経験を積ませてもらったのは本当にありがたかったですね。本人が描いたキャリアビジョンを尊重して、目先のことだけではなく先々のことまで踏まえた指導をしてもらえるっていうのは、ケアリッツの魅力だと思います。それでもまだまだスタッフさんの育成という部分では難しさを感じています。どういう教え方が響くかとか、言葉の選び方もそうですけど、一個一個の正解を持っているのはスタッフさんなので、それぞれの個性や価値観に合わせた方法を考えないと上手く伝わらなかったりします。それに僕自身はまだまだこの業界での経験が浅いので、それこそ20年選手みたいなベテランさんにはどう向き合えばいいか常に考えています。コミュニケーションの取り方ひとつで僕への信頼度が変わってきますから、距離の詰め方を変えてみたり、時には冗談を交えてみたり、日々試行錯誤です。でも人と接することは大好きなので、その強みを生かしながら、これからも積極的にコミュニケーションを取って信頼関係をしっかりと築いていこうと思います。鉄道会社時代とは全然違うやりがいを感じることが出来ているので、転職して良かったなと思っています。

 

これから

-今後の目標を聞かせてください-

お世話になっているエリアマネージャーさんに、管理者としてしっかりと信頼されるようになりたいですね。そのためにも僕の成長課題でもある人材育成の部分をもっと強化していけたらなと思っています。プライベートでは結婚をしたばかりで、いずれ子供が出来たらやりたいことを自由にさしてあげたいので、そういう懐の深さも身に着けていけたらなと思っています。大人になってから「親がさしてくれなかった」なんて絶対に言わせたくないですからね。あとはパソコンのタイピングが苦手なので、そこはタイピング練習のサイトで頑張っていこうと思います。

責任感と向上心にあふれている平松さん。専門職として、そして管理者としてこれからもグングン成長していく姿が目に浮かぶようでした。貴重なお話をありがとうございました!