介護福祉士国家試験に挑戦!「社会の理解」編

「社会の理解」から出題します。

<問①>市町村国民健康保険の被保険者に関する次の記述のうち、適切なものを 1つ選びなさい。

1 日本国籍があれば、住所がなくても被保険者になる。
2 被保険者証の返還を求められた世帯主は、民生委員に当該被保険者証を返還しなければならない。
3 世帯主は、世帯主以外の世帯員の被保険者証の交付を求めることはできない。
4 健康保険法の被保険者であった者が被保険者になることはない。
5 生活保護の受給者(停止中の者を除く)は、被保険者になることはない。

<問②>医療法上の医療提供施設に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。

1 病院は、20 人以上の入院施設がなくてはならない。
2 歯科を診療科目とする病院を開設することはできない。
3 診療所は、29 人以下の入院施設がなくてはならない。
4 調剤を実施する薬局は、医療法上の医療提供施設ではない。
5 介護老人保健施設とは、療養病床を有する病院のことをいう。

<問③>生活保護制度に関する次の記述のうち、正しいものを 1 つ選びなさい。

1 生活保護で保障される最低限度の生活は、健康で文化的な生活水準を維持することができるものでなくてはならない。
2 生活保護は、利用しているサービス事業所の担当者が本人に代わって申請することができる。
3 生活保護は、世帯を分離して実施することはできない。
4 自分の家や車を所有している人は、全て生活保護の対象とならない。
5 年金や稼働収入がある高齢者は、全て生活保護の対象とならない。

第28回試験問題より出題

 

◆解答◆
問①
1:×国民健康保険は住民票が有る役所から発行される物ですから、住民票自体がないのであれば発行出来ません。
2:×民生委員にはそのような権限はありません。
3:×
4:×
5:○国民健康保険の加入者が生活保護受給の決定を受けた場合は、まず国保から脱退させられ、新たに生活保護の医療扶助を受けることになります。

問②
1:○医療法では、病院は「医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業を行う場所であって、20人以上の患者を入院させるための施設を有するものをいいます。
2:×歯科医師も病院を開設することができます。
3:×一般的には医院と呼ばれることもあり,入院ベッドのないものを無床,あるものを有床診療所と言います。有床診療所は入院治療のできる診療所で、ベット数が1~19床までと決められています。
4:×平成18年の医療法改正により、『調剤を実施する薬局』は医療提供施設と位置づけられました。
5:×療養型介護老人保健施設は療養病床を有するが、介護老人保健施設には療養病床を有しません。

問③
1:○生活保護法の第三条で最低限度の生活について規定されています。
2:×
3:×世帯分離可能です。
4:×
車を持てる条件は、
① 山あいの集落等のへき地に住んでいて、車が無いと生活が不可能な場合
② 自営業をしていて、車が無いと廃業しなければならない場合
③ 身体障害者が通院、通勤する場合で、車以外の移動手段が無い場合。
以上の3つの条件のうちのどれかを満たした場合に、保有が認められることがあります。
5:×老齢・障害・遺族年金を受給してもその差額分で生活保護は支給されます。

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