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【新卒ブログ】誰でもできるけど誰にでもは出来ない仕事(鈴木)

【新卒ブログ】誰でもできるけど誰にでもは出来ない仕事(鈴木)

どうも!こんにちは!

新卒3年目・プロコース、狛江事業所の鈴木です。

1年ってあっという間に過ぎて行ってしまいますね。今回で4回目、最終回になります。

これまで3回のブログで職場の雰囲気や気を付けていることを書いてきましたが最終回は

『介護と介護士』についてこの3年で感じたこと、考えたことを書けたらと思います。

介護士の仕事って実際どうなの?って考える方や、就活でケアリッツが気になっているけど介護業界に不安を感じて迷っている方などに届いて少し考えてもらえるきっかけにしてもらえれば嬉しいです。

 

介護って大変?

このネット社会でニュースでは大変だと報道され、政治家は公約等に挙げるほど重要な仕事であると…介護はよく「人手不足」「心身をすり減らす」「低賃金」そんなイメージを持っている方は少なからず、いらっしゃるのではなでしょうか。そんな風に言われている仕事にあなたは就きたいと思いますか?就きたくないですよね…!もちろん、介護は大変です。しかし、大変じゃない仕事ってありますか?どの仕事も大変なところもあるけどそれだけじゃなく、楽しいところもあるよってうまく売り出していると思います。介護はその点でメディアに悪い印象ばかりが出てしまっていて、多くの人に面白いところを知ってもらえていないと思っています。

僕はこの仕事に就いてからこの3年間で色んな方と出会い、別れました。訪問介護で出会う方々に関われる期間はおよそ2~3年程だそうです。それより早く入所してしまったり、お亡くなりになってしまう方もいれば、長く関わらせてもらえる方もいます。その中で利用者さんに教わったこともあれば、壁にぶつかったこともありました。「人に対して言葉が強い人」「部屋が綺麗とは言えない人」「話を聞いてくれない人」様々な気難しい人とも出会ってきました。はたから見たら嫌な人かもしれませんが、「自分の現状がもどかしくて気持ちが高ぶっていただけだったり」「物を大切にしているからこそ捨てる判別が出来なかっただけだったり」「自分の経験に基づく考え方があって意思が強いだけだったり」と話してみるとそれぞれに考え方や性格があって、人にちゃんと話を聞いてもらえなかっただけで根っこから嫌な人なんていませんでした。

人との関係を築くのは容易ではありませんが介護士は少なくとも週に1回、多くて1日に3回も利用者さんと顔を合わし、会話をします。それだけ関わっていれば、利用者さんも顔を覚えてくれますし、好意もしくは興味を持ってくれます。自分の人生の倍以上を生きている人たちから多くのことを教われる仕事が介護であり、人の人生に関わり影響を与える仕事が介護なんです。介護って大変なだけじゃないんです!

 

介護のプロとして

研修を受けていた時に一番記憶に残っている言葉があります。それは、介護士とは『誰でも出来るけど、誰にでもは出来ない仕事』であるという言葉です。この介護はコツさえわかれば誰でも実践可能な技術です。この時代、いろんな方法で介護のコツを知ることもできます。しかし、実際に仕事として介護をするには資格が必要です。

では、介護士は介護のプロとしてどうあることが求められるのでしょうか?仕事だからといってどんな罵倒を受けても耐えれる精神力でしょうか。安心安全のケアを行える身体づくりでしょうか。利用者さんに負担をかけないケアのスムーズさでしょうか。

どれも持っていれば凄いものではあると思いますがそれよりも僕はプロとして求められるのは“寄り添う力”なのではないかと思います。介護士は他人以上親族未満といえるほど、その人の生活に関わり、他人にも家族にも言えない本音を聞き取ることが出来る立場です。数ヶ月、働いただけでもまるで何年も関わってきたかのような錯覚になることもあります。それだけ利用者さんと深く関わる仕事だからこそ、その人のことを理解して寄り添い、大切な意思を汲み取ることで信頼を獲得して、よりよい環境になるよう先導していくことが介護のプロとしての役割なのかなと思っています。

 

終わりに

介護を仕事にして3年目にもなると自然と介護の話を耳にしたり、目にします。どうやっても介護は大変だ!とか介護はしんどいってイメージが強くて、介護士という職の印象が悪くなりがちだと思います。このメディアミックスの時代ですからマンガなどの気軽に目が行く媒体で介護士という職で得られる経験やエピソードといった自分に得られる面白さを伝えて、実際に自分の目で現場を見てみて、介護のことを考えてもらえたら、なりたくない職業ランキング上位になってしまうイメージが少しは変わって介護職に興味を持ってもらえるようになるのではないでしょうか!

 

あとがき

これまで読んでくださりありがとうございます!

一年間、4回程ではありましたがブログという人の目に触れる場所で

自分なりの文を書かせていただけていい経験になりました。

機会があれば、またどこかで!