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【新卒ブログ】感情労働との向き合い方〜落ち込んだ日の自分の整え方〜(植田)

【新卒ブログ】感情労働との向き合い方〜落ち込んだ日の自分の整え方〜(植田)
こんにちは。鹿島田事業所の植田です。
新卒プロコース4年目、今は管理者として働いています。
今日は少しだけ、自分の弱さと向き合った話を。。。

■ 介護は“気持ち”で成り立つ仕事

介護の仕事は、体力勝負でもあるけど、何よりも気持ちのやり取りが多い仕事です。
「ありがとう」と言ってもらえる嬉しさも、「こんなこと頼んで悪いね」と言われる切なさも、
時には「そんなこと頼んでない!」と怒られてしまう戸惑いも。
利用者様のご機嫌や体調は日によって違うし、私たちスタッフだって人間です。
笑顔で訪問しても、うまくいかないこともあります。

■ 正直、落ち込む日もある

私自身、まだ4年目。
管理者になっても「自分の対応、間違ってなかったかな…」と帰り道で悩むことはたくさんあります💦
・スタッフさんがミスをして落ち込んでいた時、どう声をかけるのが正解だったか
・ご家族の意向と利用者様の気持ちが食い違った時、間に立つべき人としてできたことは?
・スタッフさん同士のすれ違いに気づけなかった自分を責めてしまう時もあります

■ 同期とのルームシェアが心の支え

実は、今ケアリッツの同期とルームシェアしています。
たまたま高校・大学と一緒に吹奏楽をやっていた同級生もケアリッツに入社し、今ではルームシェアをするほど仲が良いのですが、
業務のこと、管理職としての悩み、それぞれのご利用者との向き合い方―。
仕事が終わって家に帰ると、夕飯を食べながら自然と仕事の話になることが多いです。
「利用者様に強く否定されて、自分が全部ダメだったように思えた…」と話したとき、
同期がこんなふうに返してくれました。
「それ、私も言われたことある。でもそれって、信頼されてるからこそ言ってくれたのかもしれないよ。」
他の誰でもなく、同じ現場を知っている人に言ってもらえると、心の重さがふっと軽くなった気がしました。
相談というより、“共有”ができることが、どれだけ自分を支えてくれているかに気づきました。

■ 自分を整える“3つの方法”

そんな私が、落ち込んだ日によくやっている「整え方」を紹介します。
完全に立ち直るわけじゃないけど、少しずつ、心の整理ができる方法です。
1. 「メモ書き」で吐き出す
感情がぐるぐるしてる時は、スマホのメモや紙にとにかく書き出します。
「〇〇さんにうまく伝わらなかった。悲しい」「もっとあの時、こう言えばよかったかも」など。
書いてるうちに、感情と事実が分けられて、少し冷静になれることが多いです。
2. 「誰かに話す」
信頼できる人に話すことで、自分の気持ちを整理できます。
特に、同じ空間にいて、似た悩みを共有している同期は、私にとってとても大きな存在です。
夜中に洗い物しながらお互いの愚痴を言い合ったり、「それ、分かる」と笑ったりすることで、
心が少し整って、また次の日に進める気がしてきます。
3. 「美味しいもの」をちゃんと食べる
これは基本だけど、大事なこと。
疲れてるときほど、食べて寝ないと本当に立ち直れません。
「今日はお互いお疲れ様会しよ」って言ってコンビニスイーツを買ってくることもしばしば。
些細だけど、それだけで前向きになれる瞬間があります。
お休みの日には、多摩川沿いの大好きなカレー屋さんに行ったりしてリフレッシュしています!(アイキャッチ画像のお店です!)

■ 感情労働=悪ではない

感情労働って、すごくしんどい言葉に聞こえるけど、
「人の気持ちに心を動かされる」って、ある意味ではとても豊かなことだと思っています。
怒られて、傷ついて、でもまた次の日「おはようございます」と言いに行ける自分に、
ちょっとだけ誇りを持ちながら。

■ 最後に

日々悩みながら、
それでも「この仕事、やっててよかった」と思える瞬間を積み重ねています。
感情の波に飲まれる日もあるけれど、
誰かと気持ちを分かち合える場所があること。
それが、今の自分を支えてくれている一番の“整え方”かもしれません。