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【新卒ブログ】イメージとリアルのギャップ(安達)

【新卒ブログ】イメージとリアルのギャップ(安達)

こんにちは!

23卒、大阪鶴見事業所の安達です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

アイキャッチは先日遅めの新婚旅行で行った広島の原爆ドームです。妻の希望で原爆ドームに行くために広島に行ったのですが、実は私は初めての原爆ドームだったので外観や中の展示には驚かされました、、改めて平和に過ごせているだけでもありがたいことなんだなとしみじみ感じました。

さて今回で4回目の新卒ブログとなります。今回はケアリッツに入る前に抱いていたイメージと3年目の見解を交えて書きたいと思うので最後まで読んでいただけると嬉しいです!

入社してから

私は2023年4月に訪問介護の世界に飛び込みました。介護経験はもちろん、専門的な勉強もしておらず、まったくの未経験からのスタート。そんな私が、同年11月には管理責任者として事業所を任される立場になりました。短期間で責任あるポジションについたように見えますが、実際にはその後も「右も左もわからない」日々の連続で、また一から勉強のやり直し。今も毎日が成長の連続です。

正直に言うと、入社前は訪問介護に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。排泄介助や入浴介助など「汚い」「きつい」「大変そう」といった、ネガティブな印象が先行していたんです。正直、自分にできるのかという不安が大きかったです。

でも、実際に働いてみるとそのイメージは大きく覆されました。まず驚いたのは、利用者様の多くが自立度の高い方で、排泄や入浴といった身体介助も「すべてを介助する」というより、「できない部分を少しだけ手助けする」といった感覚に近いということ。想像していたような“常に過酷な肉体労働”という印象とは全く違っていました。

さらに、そもそも訪問介護の主なニーズは身体介助だけではありません。買い物の代行や掃除など、生活の中の“ちょっと困っている”を助ける家事援助が大きな割合を占めています。実際に現場に出てみて、「介護=身体介助」という固定観念がいかに狭かったかを痛感しました。

ご利用者様と一対一のコミュニケーション

最初に現場に出たときは、とても緊張しました。高齢者の方の自宅に一人で訪問するわけですから、「怒られたらどうしよう」「失礼なことをしたらどうしよう」と不安でいっぱいでした。ですが、実際はその逆。皆さんとても温かく迎えてくださり、「来てくれて助かった」「あなたがいてくれて安心する」と直接感謝の言葉をかけてくださるんです。

この“直接感謝される”という経験は、想像以上に心に響きます。何か役に立てている実感がダイレクトに得られる。それが、訪問介護という仕事の一番のやりがいだと私は思っています。

もちろん、不安がゼロというわけではありませんでした。たとえば「1人で現場に行って、何かアクシデントがあったらどうしよう?」「一人前になるにはどれくらいかかるんだろう?」という疑問は最初からずっとついて回っていました。でも、事業所内には明確な連絡体制が整っていて、何かあればすぐにサ責(サービス提供責任者)や管理者に連絡でき、的確な指示をもらうことができます。

むしろ現場で1人だからこそ、判断力が身についたり、状況を整理して正確に伝えるスキルが鍛えられたりする場面が多くあります。「どう伝えれば相手に伝わりやすいか」「何が今必要な情報か」を常に考えるようになり、気づけば仕事の幅だけでなく、自分の成長にもつながっていると感じています。

それから、1対1の関係性にも最初は緊張しました。相手は人生の大先輩ですし、年齢も環境も違う方々。ちゃんと信頼関係を築けるか不安でした。でも、毎日訪問して顔を合わせるうちに、自然と名前を覚えてもらい、いろいろなお話をしてくれるようになります。時にはこちらの話を聞いてくれることもあり、お互いに信頼が深まっていく過程は、本当に温かいものです。

もちろん、1対1だからこその難しさもあります。一度信頼を失うと取り戻すのは簡単ではないし、自分の言動がそのまま評価に繋がる責任の重さもあります。それでも、「この人にお願いしたい」と思っていただける関係を築けたときの喜びは何ものにも代えがたいものがあります。

最後に

訪問介護の現場には、入社前に抱いていた“ネガティブなイメージ”とはまったく異なるリアルが広がっていました。想像よりずっと人と向き合い、感謝され、自分の成長も感じられる仕事。大変なことが全くないわけではありませんが、それ以上にやりがいや面白さが詰まっていると、今では胸を張って言えます。

もし、「介護は大変そう」「自分にできるか不安」と感じている方がいたら、まずは現場のリアルに触れてみてほしいです。私のように未経験でも挑戦できる環境があり、しっかりとしたサポートもある。そしてなにより、仕事を通じて誰かの生活に役立っているという実感が得られる場所です。

イメージとリアルのギャップ。その差が大きかったからこそ、今の私はこの仕事に誇りを持っています。今でも毎日が勉強の日々ですが、今後も初心を忘れず精進していきたいと思います。今回で私の新卒ブログはラストになります。昨年の10月から4回の新卒ブログでしたがこうして振り返ると、一瞬だったなと感じました(笑)読んでくださった方ありがとうございました!