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若いうちの経験が一生の財産になる。統括マネージャーが語るマネジメント

若いうちの経験が一生の財産になる。統括マネージャーが語るマネジメント

「20代のうちに圧倒的な経験値を積めたことが、今の自分を作っています。」

そう語るのは、東京ブロック統括マネージャーの堀越泰紀さん。2013年に新卒入社し、現在は東京都内約150事業所を統括する立場にあります。

マネジメントコースで得られる成長とは何か。若手がぶつかる壁をどう乗り越えるのか。そして、学生に求める資質とは。マネジメントコースの採用・研修内容の舵取りや評価制度の策定にも関わる管理職の視点から、ケアリッツで働く本質について伺いました。

課題解決へのこだわりと、マネジメントの壁

──ケアリッツに入社された理由はなんですか?

「困っている人の生活の課題を解決すること」を軸に、業界の成長率も鑑みて介護業界への就職を考えていました。多くの福祉系企業がやりがいのみを語る中、ケアリッツは創業5〜6年目の当時から、どうすれば業界No.1になれるか、そのためにはどんな取り組みをするべきかを明確に定義し戦略を立てていました。ここなら、目の前の課題をこなしていけば、頂上に登れるだろうとイメージが湧いたのが決め手です。

──仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?

管理責任者として働いていた頃は、お客様の課題を解決し、喜んでいただけた時にやりがいを感じていました。最初に配属された港区のエリアは、富裕層のお客様が多くいらっしゃいました。元経営者の方が多く、国の基準に従ったサービスだけでなく、サービス業としての質やビジネスマインドも求められる厳しい環境でした。

しかし、厳しいお客様に対して「実はここでお困りではないですか?」「こういうやり方はどうですか?」と提案し、納得して任せていただけた時に、信頼関係が築けたと感じました。社内では「トラブル対応をしている時の堀越が一番イキイキしている」なんて言われるのですが(笑)、難しい対応こそ、解決できた時に面白さを感じます。

──大変だった経験について教えてください。

部下のマネジメントに最も苦労したと思います。最初の事業所の経験では自分が頑張れば周りがついてきてくれると思っていましたが、次の事業所では同じやり方ではうまくいきませんでした。その頃はエリアマネージャーとの兼務により、自分の事業所を空けがちになってしまい、その結果、5人くらいのスタッフから同時に、このままでは続けられないと相談されました。

最初の成功体験が誤った価値観になっていたんです。コミュニケーションを取らなければ伝わらないということに気づけなかった。自分が上司になった以上は部下と向き合い、対話しなければならない。そこがマネジメントの難しさであり、逃げられない部分だと痛感しました。

それを乗り越えられたのは、上司のサポートが一番大きかったです。当時の上司がスタッフにヒアリングをして、私には直接言えない不満を聞き出し、間に入ってくれました。また、社長からもマネジメントの手法や日頃の行いは改善すべきだが、仕事の成果に向かう姿勢は間違っていないと、全否定されず励ましてもらえたおかげで頑張ろうと思えたんです。

その5人の方々は今では退職されてしまいましたが、一人ひとりと向き合い、対話を重ねる努力をした結果、何人かはその後1年以上の間、運営を支えてくれるメンバーになってくれました。完全な和解とは言えませんでしたが、どうすればもう一度関係値を築けるかを考える機会になったと思います。

マネジメントコースLP用_堀越様1

ケアリッツで得られる圧倒的な成長とは

──ケアリッツでマネジメントを学ぶメリットは何だと思いますか?

他業界に行くよりも圧倒的に早くマネジメント経験ができることです。大手企業であれば部下を持つまでに数年はかかりますが、当社なら若く体力があり、吸収力の高い時期に組織を動かす経験ができます。私自身、20代のうちに難しいトラブルにぶつかり、乗り越えた経験があったからこそ、今の統括マネージャーとしての仕事ができています。20代という吸収できる時期に多くの経験を積めたことは、自分のキャリアの選択肢を広げてくれたと感じます。

また、私にとってケアリッツのマネジメントとは、自分を成長させることだと考えています。相手を変えようとするのではなく、自分を変え成長させること。そうすれば見える視点も変わり、価値観が磨かれます。デスクで指示を出すだけでなく、自らも動き、相手に教え、共に動いてもらうマルチタスクな能力を身につけられる。自分のスキルを磨く下積みと並行して、新しいことにも挑戦できるのがケアリッツならではの環境だと考えています。

──マネジメントコースに向いている人はどんな人ですか?

行動力があり、やりきる力がある人です。社長がよく引用するのですが、日本電産(現・ニデック株式会社)の永守重信氏の言葉にある「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」という姿勢が重要です。

2年前にマネジメントコースで入社した新卒社員の話です。入社当初、社内試験の予備テストの点数が非常に低く、このままでは8月の試験に受からないと正直に伝えました。彼は元野球部で、ずっと野球に打ち込んできた子でした。彼は「試験までの3ヶ月間、今まで野球の練習をしてきた時間を全部勉強に充てて頑張ります」と宣言し、愚直に努力を重ね、本試験で見事に合格しました。能力の有無よりも、目の前の課題に対して言い訳せず、やるべきことを100%やりきれるかどうかが一番の適性だと思います。

成長スピードが速いマネジメントコースでは、限られた時間の中でどれだけ多くを吸収できるかという密度の濃さが求められます。そのためのサポートとして、月1回必ずブロックマネージャーとの面談を行います。また、月1回マネジメントコースの同期で受ける研修も重要です。同期はライバルでもあり、息抜きの場でもある。自分を客観視できたり、悩みを共有できたりする横の繋がりは非常に大切にしています。

中には1on1の面談を通して自分のペースを見つめ直し、3年後、5年後に管理者を目指す選択をして活躍している社員もいます。自分の習熟度や理解度に合わせて、最良の選択を一緒に考えることができます。

──新卒1年目に求めることは何でしょうか?

当たり前のことをちゃんとやることです。研修をしっかり受け、現場にたくさん行くこと。現場を知らない人間にマネジメントはできません。現場のスタッフとコミュニケーションを取り、この人は何を大事にしているのかを知る努力をすることが必要です。

また、ポジティブに負荷を楽しめるかどうかも重要です。自分の成長のための負荷なので、なんのためにやっているかを自覚していれば負荷も楽しめると思います。特別なスキルは求めていないので、目の前のやるべきことを自覚して、手を抜かずにやれるかが大切です。

マネジメントコースLP用_堀越様2

10年先の業界を作る意識をもって挑戦してほしい

──これからの展望について教えてください。

東京で育てた優秀なマネージャーを、大阪、名古屋、福岡、仙台といった地方拠点に送り出し、全国展開を加速させていきたいと考えています。東京は仕組みも育成も一番整っているので、ここで育てた人材を全国に輩出していけるよう、尽力していきたいと考えています。

私たちは介護業界No.1を目指しています。よくある話ですが、レンガを積んでいる労働者に何をしているのかと聞いた時、「石を運んでいる」と答える人と、「ピラミッドを作っている」と答える人に分かれます。目の前の作業としてマネジメントや管理業務をこなすだけでは、正直あまり楽しくないし、泥臭い仕事です。しかし、何のためにやっているのかという意味を考え、自分たちは介護業界No.1というピラミッドを作っているんだという意識を持って、一緒に挑戦してくれる人をお待ちしています。

 

(※この記事は2026年2月のインタビュー内容です。)

マネジメントコースLP用_堀越様3