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【新卒ブログ】「重いものを持つ」という判断(田中裕介)

【新卒ブログ】「重いものを持つ」という判断(田中裕介)
皆さん、こんにちは!

24卒マネジメントコースで入社しました、田中裕介(たなかゆうすけ)です!

現在は、あざみ野ブロックの新横浜事業所で管理責任者を務めています。

このたび、新卒ブログを執筆させていただくことになりましたので、これからどうぞよろしくお願いします!

まずは簡単に自己紹介から。

▼自己紹介

出身:神奈川県横浜市
趣味:楽器の演奏、歌、料理、愛犬
座右の銘:「人間万事塞翁が馬」

アイキャッチ画像は、私の愛犬の小麦です。

社会人としては3年目になりましたが、小麦を愛でているだけで、ストレスも疲れも初めからなかったかのように吹き飛んでしまうので、毎日がハッピーラッキー。追いかけると無邪気に逃げまわるので運動不足も解消できて一石二鳥な今日この頃です。

今回は、そんな私が管理者になって約1年半の間に、特に強く感じるようになったことをテーマに書いてみたいと思います。

~「重いものを持つ」という判断~

 

皆さんは、重いものを持って身体を痛めた経験はあるでしょうか。

ヘルパーとしての一例を挙げると、利用者様の身体を支えようとしてギックリ腰を起こしてしまった、というのがわかりやすいと思います。

介護職にとっては身近なこのリスク。

ここにおける「判断」が、管理者として仕事をしていくために最も必要な能力なのではないか。
管理者になって1年半が経ちますが、今ひしひしと感じていることです。

今回はこちらをテーマに執筆したいと思います。

「重いもの」の定義

 

さて、「重いもの」の例として、導入部分では利用者様の体重を挙げました。
今回はこれに加えて、業務の量・負担についても「重いもの」と定義したいと思います。

組織においては「重いもの」をたくさん持てる、つまり難しい業務をより多く処理できる人=優秀、という共通認識があると思います。
ヘルパーで言うと、どんなケアにも対応できて、一日で何件も回れて、自転車移動もスムーズ、みたいな。

私自身も、入社したばかりの頃は「たくさん仕事ができる人にならなければ」と考えていました。

ただ、管理者という職位においては、「重いもの」をどれだけ持てるかよりも、どのくらい重いのかをいかに迅速に理解し、適切に判断できるかが、まず何よりも重要だと感じます。

先の例を用いると、
・持つ前に、どのくらいの重さがあるかを正確に見極める。
・自分の身体の状態を適切に判断する。
・誰が、何人で、どんな方法で介助するかを選択する。
・そして、怪我を回避する
といった具合です。

持てるから持つ」のではなく、「これは一人で持ってはいけない」と判断することも、立派な能力なのだと思います。

そして、この思考をするためには、管理者の仕事は個人競技ではなく、団体競技の側面も強いということを認識する必要があると感じます。

負荷がかかりすぎると

 

私の周囲には、道半ばで会社を去っていった仲間が何人もいました。
どの仕事にも言えることですが、業務の量や降りかかるプレッシャーに耐えられず、会社を去る職員は一定数います。

その点、私は環境に恵まれていました。
ひいては、ケアリッツという環境は、その点において非常に優れた組織だと思います。

自分一人では対処できない問題に直面した時、周囲には尊敬できる上長や頼れる先輩、不安を打ち明けられる同期がいました。私も心身を傷めてしまう前に、たくさんの助けをもらうことができました。

私も管理者1年目の頃は、周囲からの期待どころか、求められた最低限のことにすら応えることができず、何度も自己嫌悪に陥り、心が折れそうになりました。(ミスばかりする自分が悪いのですが、、)

今振り返ると、「よくあの時期を乗り越えたな」と自分でも少し感心します(笑)。

しかし、私の苦悩の叫びに対し、先輩方はいつも親身になって励ましてくれましたし、上長も私の努力を肯定してくれました。あの時の支えがなければ、私は今この会社にいなかったと思います。

管理者という立場の重み

 

先に述べたように、私は周囲の管理者や上長の存在に助けられました。

しかし、自事業所の職員にとって、まず助けを求めることができる存在は、管理者だと気づきました。
そして、私は直面する負荷に対して、叫びの声をあげることができましたが、おそらく職員の半数近くはそうとは限りません。自身で負担を抱え込み、誰にも相談できずに辞めていく方もいると思います。

だからこそ、管理者である以上、自事業所のスタッフの重荷となっている事象にいち早く気づき、自ら手を差し伸べなければならない。自分自身が助けてもらった経験があるからこそ、今は強くそう思います。

持続可能な働き方をしてもらうために

 

これを叶えるためには、重荷となる業務を適切に処理していく必要があります。
直面するトラブルや、積み重なる業務に対して、

「誰に任せるか」
「何人がかりで行うか」
「どのくらい時間をかけるか」

を判断することの繰り返しです。

そして、事業所の規模が大きくなると、必要に応じて業務を引き継ぎ、戦力の増強を行う必要もあります。
この判断を誤ると、負荷が偏りスタッフが疲弊します。
かといって、自分が負荷を請け負いすぎると、トップから瓦解し、総崩れになります。

管理者だからといって、何でも自分一人で抱え込めばいいわけではない。

これも、管理者になってから身をもって学んだことの一つです。

職員と信頼関係を築くということ

 

何を負荷と捉えるかは、一人ひとり異なります。

「これくらいの業務量であれば、これくらいの時間でできるはず」と一方的に決めつけ、押し付けることは非常に危険なことだと、この立場になって気づきました。

逆もまた然りで、高い能力と向上心のある職員にはそれに比例した業務を振っていかないと、モチベーションを失ってしまうこともあります。

総じて、職員の価値観に対して限りなく謙虚でなければ、いつか手痛いしっぺ返しを食らうことになります。
そして、価値観を知るためには、日々の努力の積み重ねが必要です。

頻繁にコミュニケーションをとり、理解すること。信頼され、心を開いてもらうこと。
「相談する価値がある」「どうにかしてくれるかもしれない」と、希望を持ってもらえること。

頭で理解していても、簡単ではありません。

そして、積み上げた信頼関係も、自身の甘えや、一時の感情のコントロールの誤りによって、簡単に崩れ去ってしまうものだと覚悟しています。……まだ管理者1年半の私が言うのも少し偉そうですが(笑)、それくらい奥が深い仕事なのだと感じています。

安心して働いてもらうために

 

管理者になって約1年半で、私は様々な教訓を得ました。

管理者1年目の頃はなかなか思うようにいかず、結果として、片手では収まらない数のスタッフを見送ることになりました。(やむを得ない事情を抱えた方がほとんどでしたが、、)

この経験をしたからこそ、今の私にとっては、自事業所から退職者を出さないことが何より大事にしている信念です。

万年人手不足と言われるこの業界で、質の高いサービスを全国にとめどなく提供していくためには、今いるメンバーができるだけ長く働きながら、事業所を成長させていくことが非常に大切だと考えています。

もちろん、一定数は会社とマッチしないスタッフさんもいますし、退職者を出すことが必ずしも悪だとも思っていません。ただ、少なくとも自分の手の届く範囲内にある不安や負担は、いち早くキャッチしたい。
そして、できる限り安心して、持続可能な働き方を続けていただきたいと、心から思っています。

そして、社会人3年目にして、この管理者としての気づきを与えてくれたケアリッツという環境を、心から感謝しています。

~今後の目標~

 

ここまで、「『重いもの』を持つという判断」というテーマで執筆してきました。

業務の負担を適切に判断し、自身やスタッフが心身ともに健全な状態を維持できるように、分配・処理していく重要性を学んだ、という話をしてきました。

ただ初心に戻るようですが、結局のところ私自身、つまり管理者個人のパフォーマンスが向上すれば、大半の問題を解決できるのではないか、とも感じています。

管理者1年目の頃は、業務を覚えることに必死で、毎日をなんとか乗り切っていました。
周りのスタッフに支えられ、チームとして業務に取り組んでいました。

しかし、ふと他の事業所に目を向けると、事業所のメンバーや人数に関係なく、圧倒的な個人の能力で事業所を成長させている先輩方がたくさんいます。そして、私が尊敬するエリアマネージャーやブロックマネージャーの方々は、例外なく全員がその圧倒的な能力を持っています。

まだまだ自分には足りないものだらけですが、私がここから先、より高みを目指すためには、「個人技」を磨く必要があると思っています。誰かに支えてもらいながらできるだけではなく、何もないところからでも事業所を形にしていける管理者になりたいです。

 

そして今、私が所属しているのは、一番勢いのある神奈川ブロック。
まだ神奈川の西の方には進出しておらず、無限の可能性を秘めています。

少子高齢化かつヘルパー不足の現代社会で、少しでも早くケアリッツの介護を全国に広げていけるよう、私自身もまだまだ成長していきたいと思います。

そして、いつか自分が先輩方からもらったものを、今度は後輩たちに返していけるような管理者になれたらと思っています。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
これからも新卒ブログを通して、ケアリッツで働く中で感じたことや、管理者として日々考えていることを発信していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします!