Future Care Clubが発足します!

介護業界の「労働環境改善」と「健全な発展」を目的として、あの雑誌やonline記事で有名なプレジデント社が立ち上げた、介護法人の経営者団体、Future Care Clubが発足します!

既にプレスリリースが発表されているのですが、その第一回目の勉強会が23日に永田町で行われます。

介護法人代表者様にて構成される経営者団体「FUTURE CARE CLUB」発足!!【小池百合子東京都知事講演のご案内】(出典; 時事通信)

元々この団体の設立の経緯としては、介護業界の持つ様々な問題があります。

一つは、この業界には小さな会社が異常なほど多い、ということ。一般的に、社員10名にも満たない会社が市場の大半を占めるようなマーケットというのは、非常に珍しいと言えます。
もちろんひとえに小さな会社が悪い、とは思いませんが、やはり小さな会社だと経営者の資質に問題があったり、業務効率が非常に悪かったり、就業規則や福利厚生が整っていない、労基法などの法令順守ができていない、といった問題はどうしても起きてきます。
そうすると、結果として働く人の労働環境は必然的に悪くなってしまい、業界からの人材流出を招きます。

もう一つの問題が、周辺産業の存在です。
上記のように、情報弱者ともいえる経営者が多いこの業界において、彼らをコンサル・M&A・人材紹介会社・人材派遣会社・求人媒体など、さまざまな周辺産業が狙っています。
確かに彼らなしには経営が厳しいという会社が多いのも事実ではありますが、もう一つの事実として、本来現場に行きわたるべき介護給付費の多くが、現場に直接関らない彼らに流れていってしまっている、という実態があります。

そして、力を持った業界団体がなく、政府に対して提言を行うことが出来ない、というのも大きな問題です。医療であれば日本医師会がありますし、自動車業界もトップ数社が連合を組み、大きな発言力を持っています。
しかし、介護においては、こういった団体が現状なく、小さな有象無象の業界団体が乱立しているのが現状です。

こうした現状を踏まえ、

  • 優れた経営者同士がお互いにサポートし合い、情報交換や勉強会を行いさらに経営力を上げていく
  • そうした優良企業同士で人材が自由に行き来できるような仕組みを作る
  • 現場の意見を吸い上げ、政府にパイプを持ち、しかるべき提言を行う

こうした目標を掲げて立ち上げられたのが、このFuture Care Clubという介護業界団体、というわけです。

実はケアリッツも、この団体の理念に共鳴し最初の参加企業として関らせていただいている関係から、実は小池都知事の講演に続く第2部において、弊社代表の宮本が介護業界におけるシステム導入についてお話させていただくことになっております。

業界団体は、どこかの企業が音頭を取って立ち上げるのがこれまでは一般的で、ダイヤモンド経営者倶楽部のように雑誌社が経営者同士のネットワーキングを中立的に行う、というのは、これまでのいわゆる業界団体にはない発想のように思います。

こうした取り組みが少しでもこの業界の未来のためになれば、そして参加企業の輪が広がっていってくれれば、と私たちも参加企業の一員として願っています。

CURATOR
ケアリッツマガジン運営者 Yuri
普段の業務に加えて、いろいろと記事を書いて情報発信しています。プライベートでは女子力高めなことが好きです。