環境展、地球温暖化防止展へ行って来た

近年、地球温暖化が進んでおり、国をあげて対応をしている分野でもある「CO2削減や省エネ・熱中症対策」。ケアリッツ としても日本気象協会が推進している「熱中症ゼロへ」に協賛するなど熱中症予防に力を入れている。そういった状況もあり、最新の取り組みはどうなっているのか?
また、本当に地球温暖化について考えているのだろうか?。
そんな疑問もあって、3月12日〜15日午前10時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)東京ビックサイトで開催している「第28回2019NEW環境展・第11回2019地球温暖化防止展」へリサーチに行って来ました。

 


会場に着いてみると受け付け前のに長蛇の列。3日目の午後2時を過ぎて到着したにも関わらずこの混みよう、関心の高さが伺える。やはり企業としても対応が必要であると考えているところが多いようだ。


環境展」と「地球温暖化防止展」の2つの展示会が同時に開催されていてエリアごとに分けられているようだ。その中で近い分野の展示がまとまってはいるが、物理的な仕切りや案内の表示は特にあるわけではなく、なんとなく一箇所にあるという感じだ。

だから一つのエリアを見ているはずがいつの間にか別のエリアに入ってしまうことが多々あり、その流れでついつい本来の目的と違うものを見てしまう。その辺りはこういった展示会では「あるある」なことだから今回もかと思いつつ、いい加減もっとわかりやすく区分けをして欲しいなと行くたびに思ってしまう。

 


今回の見学の目的は“ズバリ”熱中症対策に役立ち、ケアリッツ でも(個人的にも)取り入れることができそうなものはないか探すことだ。近年は特に夏の暑い日が多すぎるため、冷汗・熱中症予防グッズや対策が報道されている。そのせいでどんな製品があるか予想できるが、見た目で使い方がわからないアイテムや導入場所の想像もできないアイデアなどがあることを期待しいざ、会場へ突入!

 


先ず、入口から激しい風の音と共に目に飛び込んで来たのが、霧状に水を吹き出して冷やす冷却装置?のようなものだ。夏場にテーマパークなどで見かけたことのある風景に見えて「はいはい。あれでしょ、水を浴びて涼しくするやつだ」と思って少しガッカリしていたが、これはそれとは少し違うものらしく、コンプレッサーの空気と水を独自の技術で併せて気化熱を利用して噴射する装置のようだ。そのため直接水が出ているわけでないので、触れても濡れることがない。周囲を涼しくするというよりも直接体に当てて涼しくさせるものだという。

触れてみると、確かに従来の水蒸気を浴びるものと違い、冷たい風を浴びている感覚がしてなおかつ濡れることがない。とても涼しいというよりも夏場でないと寒くすら感じるほどだ。欠点としては音がとても大きいので静かな場所で使用すると迷惑がかかってしまうだろう。

ただ、工場などの騒音が大きい作業所をターゲットにしているようなのでそれもデメリットにならないだろう。現在多くの企業で導入されているようなのでもしかしたらテーマパークや夏のお祭りなどで見かける日が来るかもしれない。今後が楽しみな装置だ!

 


次に気になったのが、ガラス用の遮熱断熱シートだ。窓ガラスに霧吹きなどで濡らして貼るだけの簡単な作業で暑さを遮るものだ。試してみると確かに暑さが和らいでいる。素材も透明なので光を遮ることがないため部屋が暗くならないもの嬉しい。

何度でも貼り直すことができるため失敗することがない。他にも、紫外線や近赤外線もカットすることが出来るようだ。室温も−8℃という実証結果も出ているようで、自分の家でも試してみたいと思った。

 


コーヒーチェーン店やファストフードチェーン店などで外で飲食ができるようになっているところが多いが、そんな場所に上手くハマりそうな製品だ。パラソルの真ん中に置いてある機械から風が出てパラソル内の空間だけ空気が循環するものだ。パラソルが日陰も作るので涼しい。風の強さも心地よい感じでこれでコーヒーなど出てくれば、最高に快適な時間を過ごすことができそうだ。

 


こちらはうって変わって身につけるタイプだ。ベストのポケットに氷や保冷剤を入れてその冷気で体を冷やすものだ。ポケットの内側に加工が施してあるため氷が溶けても洋服などが濡れないよう仕組みになっている。

また、スリム設計であるため洋服の下に着ても厚みができないものいい感じだ。重量も気になるほど重くはならないようだ。このベスト以外にも帽子タイプもあり日除けが出来つつ首をほどよく冷やすことが出来る優れものだ。ただ、氷だけで冷やしているので涼しい時間が長続きしなそうなのが気になる点だ。

 


これも同じく体に身につけたり車椅子やベビーカーに装着して使う冷却装置だ。ただこちらの方は水冷式になっていてシート?の中に水が通るポンプが入っていて冷たい水を循環させて冷やすものだ。シートと別にボトルが付いていて、その中に凍らせたペットボトルと水を入れてポンプ内を循環させる。ペットボトルの大きさにもよるが大体1時間半ほどの持続時間だが、バッテリーは24時間ほど持つようなので、ペットボトルを交換すれば再度しようすることが出来るという。

冷やす以外にも循環するのはペットボトルの外の水なのでペットボトルの中身は飲むことが出来るのも熱中症対策としては嬉しい限りだ。

 


変わって、建物へ対策を製品。その名も「冷えルーフ」という屋根に遮断シートを施すものだ。屋根にシートを張り隙間を設けて日陰を作ることにより断熱効果を高めるものだという。表面温度を大幅に下げることで室内に伝わる熱を和らげることが出来るようだ。
また、風や雨・雪の耐久テストも行っていて一年中屋根を守ってくれるそう。

 


こちらは遮熱効果を施したペイントだ。屋根や壁に塗ることで断熱効果を高めることが出来るため室温を5℃程度下げることが可能となっている。手触りもツルツルしていていい感じだ。

また、普通のペイントに比べて耐久性に優れているため長期間、断熱の効果を持続させることが出来るようだ。

 

今回初めて見学に行ってきたが、多様な熱対策の製品を見ることができた。大きく分けると、体を直接冷やすものと、環境(周囲)を涼しくするものの「2種類」に分かれるようだ。
個人的には外に出ている時が一番辛いので、体を冷やすものが実用的で導入しやすいと感じた。
熱中症対策は継続していかなければならないことなので、今後も動向に注視したい。