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【新卒ブログ】書類パワー!(中山)

【新卒ブログ】書類パワー!(中山)

こんにちは!
成増事業所の中山です。

今シーズンも新卒ブログの仲間に入れていただけるとのことで、大変ありがたく、嬉しい限りです!

写真は、先日帰省したときのものです。
夏らしい景色、誰もいません。

ところで最近、晴れてサービス提供責任者になりました。
サービス提供責任者の仕事の1つに書類整備があります。
今回はその書類についてお話したいなと思います。

アセスメント

入社1年目のころ、サ責の先輩と初回のケアに同行することがありました。
買物や掃除の支援がメインのケアでした。

先輩は、同行中、
「出掛けるときは杖なのかな?」
「トイレは自分で行けてるみたい。」
「お風呂は、デイサービスなんですね。」
と支援内容以外のことも、
ご本人さまに聞いてみたり、部屋の状況をみて情報収集をされていました。

その頃の私はケア内容以外のことにまで意識が向かなかったので、
先輩の行動がとても印象に残っていました。
今思えば、先輩は「アセスメント」をしていたのだと思います。

利用者さまが朝起きてから夜寝るまで、どんなふうに過ごしているか?
利用者さまご本人とその生活全体を把握する。
この段階が、「アセスメント」といい、書類も作成します。
そこから「ヘルパーが支援することは何か」が浮かび上がります。

もちろん、初めにケアマネージャーから「こういう支援をお願いしたい」と依頼があって介入は始まります。
でも、我々は我々で、改めて利用者さまとお会いして「アセスメント」を作成し、支援の根拠にします。
とても大事な書類です。

色々な書類

他にも、作成する書類はいろいろあります。
本人の希望、何を目標にし、いつ、何をするかといったことを記載した「計画書」、
実際にケアで何をしたかを残した「記録票」、
ケアを行ってどうだったかを評価する「モニタリング」などなど。

なぜ、書類を作成しなくてはならないのか?

1つは、利用者さまに合った支援をするためではないかと思います。
私たちのサービスの対価の大半は公費です。
大切に使わなければならないお金です。
過剰なサービスは行えません。
誰でも読める書類に書き表すことで、支援を客観的に捉えることができます。
利用者さまにとって必要な支援かどうかを考える指針になります。

もう1つは、私たちの支援を目に見える形に残すためだと思います。

私たちの提供するサービスは、目に見えない、形に残らないものです。
レシートが自動ででればいいんですけども、そうはいきません。
では、適切なサービスであると、他の人が後から確認するには何を見るのか?
それは、主に「書類」なんだと思います。

社内研修のとき講師の方から
「書類はヘルパーの実績を守るつもりで作成する」と教わったのを覚えています。

不備が判明すれば、返還が発生する場合もあります。
ヘルパーが真摯に行ったケアを言葉で形に残すこと。
その根拠を示すこと。
それも書類整備の役割の1つだと思っています。

まだまだ書類のミスを指摘されている私です。
堂々たる書類を作れる、かっこいいサ責を目指して精進します。
ではまた!

中山