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【ROOTS】「自由」と「好奇心」を心に、常にチャレンジ

【ROOTS】「自由」と「好奇心」を心に、常にチャレンジ

【ROOTS】は、当社で働いている社員の方を紹介するコーナーです。

ケアリッツには毎月大勢の方が入社されています。どのような方がどのように活躍しているのか、インタビュー形式で紹介します。これから介護職へ転職を考えている方や、経験は無いものの介護に興味がある方々は、是非参考にしてください!

今回紹介するのは 大井町事業所 今井 利幸(いまい としゆき)さん

2023年2月に入社するまでの経歴をお聞きすると、過去に様々な挑戦をしてきた事が分かりました。今井さんがどのような事に挑戦してきたのか、そしてケアリッツでの仕事の意気込みについて、お聞きしました。

農業を10年間営んでいた今井さん

 

 


-ケアリッツに入社して3カ月目、会社には慣れましたか?-

はい、周りの方のサポートのおかげもあり、ずいぶん慣れてきました。元々、特別養護老人ホームで勤務していたので、ケアの経験を活かしながら働けています。分からない事があれば周りに気軽に相談できる人が多く、温かく受け入れてくれているので安心しています。


-元々経験があるとの事ですが、介護歴は長いのですか?-

実は、介護を始めたのは約2年前で、長くはありません。それまでは長野県で農家として、野菜の栽培をしていました。昔から農業に対して憧れがあり、脱サラして始めた形です。ずっとやりたいと思っていた夢の農業なので、毎日が楽しかったです。安心で安全な食べ物を作りたかったので、無農薬野菜を育てていました。
元々は飲食のチェーン店に勤務し、マネージャーとしてエリアを統括していました。ですが、福島県に勤務していた時に東日本大震災が起き、被害を目の当たりにして色々と考えさせられました。ライフラインが途絶え、家族へ食べ物を満足に与えられない日々を過ごし「いつ何が起こるか分からない、だったら家族と好きな所で、好きな事をした方が良いな」と思うようになりました。そこで、夢であった農業を始めようと思い立ち、長野県に移住して農家としての生活を始めました。

「自由」と「好奇心」

 

 


-農業から介護をやろうと思ったきっかけは何ですか?-

農業は楽しかったのですが、10年間やっていく中で厳しい現実に直面し、辞めて他の道を進もうと思うようになりました。野菜を作る事自体も難しいのですが、それを売る事も同様に難しく。安定した販売ルートの確保に苦労し、最初の数年間は殆ど収入がない状態が続いていました。その他にも設備投資の資金繰り等、苦労は尽きず、不安で眠れない夜が続き、子供と過ごせない日々も続きました。元々農業を始めた目的が「家族と好きな事をして過ごす事」だったのに、それができないのなら本末転倒だと思い、農業を辞めようと決意しました。
その時、グループホームに勤務している母とケアマネージャーの妹から、僕の性格や働き方的に「介護の仕事が向いているのでは?」という言葉を貰い、その一言が介護に興味を持ち始めたきっかけになりました。そして、初任者研修を取得支援をしてくれる特養で働き始めました。資格は取れましたが、人手不足という事もあり、どうしても効率重視の働き方になるのが不満でした。10人のご利用者さんのケアを1人で一気に行う等、機械的にケアをする必要がありました。多くの人のケアができるという点では施設も良いですが、僕は一人一人と向き合っていきたいと思っています。実は、僕の祖父母も介護が必要で、元気の無くなった姿を見た時に「何もできなかった」「自分に何かできる事はないのか」と悔しい思いをしていました。その悔しさから、ご利用者さん一人一人ともっとしっかり向き合いたいと思っていたので、それを実現させるべくケアリッツに転職しました。


-色々な分野にチャレンジしているとの事ですが、大変ではないですか?

もちろん大変ですが、むしろ刺激的で良いと思っています。僕は人生のテーマとして「自由」と「好奇心」を大切に生きています。「面白そう!」「〇〇したい!」と心がトキメクものがあれば、それは人生にとって大切なものになると思っているので、一度はチャレンジするようにしています。そのため、大変というよりも楽しいという気持ちの方が正直大きいです。農業や介護を始めた時も、同じ気持ちでの挑戦でした。海外にもよく行っており、カナダの田舎の農場や、インドの小さな村等、旅行では行かないような所を旅していました。インドでは僕のために、村人が一丸となってお祭りを開いてくれました。祭壇に食べ物や飾りを置いて、僕をもてなすという盛大なお祭りでした。「自由」と「好奇心」が無ければできなかった、刺激的な経験だったと思います。

徹底した効率化で、訪問の魅力が倍増

 

 


-今井さんが思う、ケアリッツの魅力は何ですか?-

まず仕事の内容が訪問なので、ご利用者さんとしっかり向き合えるという点が魅力です。訪問は、ご利用者さんのプライベートな空間に入って、生活の一部の手助けをするという仕事なので、ご利用者さんの意思を尊重する事ができます。例えば、TVリモコンを置く位置を一つ取ってみても、ここに置いても良いだろうと思っても「これはここに置くものではない!」とお叱りを受ける事があります。ご利用者さん側がこちらのルールに合わせてもらう施設では、こういった事は起きません。こうした家ごとのルールを少しずつ覚えていく事で、会話の量も増え、以前の環境と比べて人との関わりをより深く持てるようになったと実感します。また、効率化すべき部分がシステム化されている点も魅力の1つです。前職ではマニュアルは無く、属人的且つ感覚的な対応が普通でした。一方でケアリッツは、時間のかかる書類対応等がITの活用でシステム化しているので、その分ケアに集中する事ができます。「無駄の効率化」が徹底されているからこそ、ご利用者さんとより真摯に向き合えるのが魅力だと思います。ケアリッツの作るシステムが、訪問の魅力を倍増させていると感じています。

-業務中に大変だった事はありますか?-

東京に来てから日が浅いので、道をまだ覚えられていない点で苦労しています。スマホの地図アプリを活用していますが、時間が無い時は焦りから迷ってしまいます。そんな時は、先輩ヘルパーに助けてもらい「この道が近道だよ」「あの道は人混みが多いので、この道を進んだ方が良い」と、アドバイスを頂いています。事業所内で繋がりがあり、情報共有がしっかりしている点で頼りになるので、いつも助けられています。

-今後の目標について教えてください!-

ケアリッツでは、一人一人ときちんと向き合ってケアに集中できるので、もっとケアの経験を積んで自分の力を更につけ、多くの人の助けとなれるようになりたいです。そして将来的には、店舗のマネジメントをしていた経験も活かして、組織運営に力添えできるようになっていきたいなと思っています!介護と全く違う分野にいた僕のような経歴の人でも働きやすい、環境作りの一角を担っていきたいです。

 

 

 

 

 

 

「自由」と「好奇心」を何より大切に、刺激的に過ごしている今井さん。色々な事に興味を持ち、果敢に挑戦していく姿に、私も刺激を受けました。ありがとうございました!

ケアリッツでは、ヘルパーの資格をイチから取得できる資格支援制度も導入しています!
「介護の仕事は興味があるけど経験がなくて不安…」「資格を持っていないけど大丈夫かな…」という方でも、サポート体制は万全なので、ぜひ一度ご相談ください!

もちろん「資格はあるけどブランクがあって…」「施設経験はあるけど訪問は経験がなくて…」という方も、しっかりフォローしますので、安心してください!

もし少しでもご興味をお持ちいただいた方は、↓からお問い合わせくださいね♪