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【ROOTS】エステ業界出身!未経験で介護に挑戦した理由とは

【ROOTS】エステ業界出身!未経験で介護に挑戦した理由とは

【ROOTS】は、当社で働いている社員の方を紹介するコーナーです。

ケアリッツ中央 齋藤 真弓さん
2023年2月入社。以前はエステ業界で働いていて、エステティシャンの社内講師として務めていたそうです。そんな齋藤さんがなぜ介護で働こうと思ったのか、今後どのような事を目指しているのかお聞きしました。

ターニングポイント

-なぜ介護に興味を持つようになったのですか?-

元々はエステティシャンとして、実際にお客様に施術をしたり、教育係として新任スタッフを指導したり、海外出店の際の立ち上げメンバーとして携わったりしながら美容業界でのキャリアを積んでいました。そんな中、数年前から祖母に介護が必要になって、家にヘルパーさんが来てくれるようになったんです。祖母は認知症で、日に日に様子が変わっていったんですけど、ヘルパーさんはいつも優しく丁寧に接してくれて、その姿を見るうちに「素敵な仕事だな」って思うようになったんです。専門学校を出てからずっと美容業界でお仕事をしてきましたが、「いつかは違う仕事をしてみたい」という思いはずっとあって、でも具体的に何をしたいっていうのがはっきりしていなかったときに、ヘルパーさんの働く姿がとても魅力的に映ったんです。海外出店が軌道に乗ったタイミングで美容業界はやり切ったという思いがありましたし、一念発起して、介護業界に転職することに決めたんです。

 

専門職としてのこれまで

-実際に介護の仕事についてみてどうですか?-

先ずはとにかく資格を取らないと始まらないので、初任者研修を受講しました。介護の技術を学ぶのは初めてでしたけど、エステティシャン時代の経験が活きることも結構あって、体の構造とか動かし方については慣れたものでした。でも病気のこととかは知らないことだらけなので、正直不安なことばかりでしたね。それに訪問介護って人さまのお宅に上がる仕事じゃないですか。物の場所が決められていたり、立ち入ってはいけない領域があったり、そのお宅ごとのルールを把握した上でケアをするなんて、実際に入ってみるまでは「どう対応すればいいんだろう」って頭の中が心配事であふれていました。なので先輩スタッフについていってやり方を教わったり、わからないことはすぐに質問したりしながら、一つずつ不安や心配を解消するようにしている真最中ですね。それでも、やってみて良かったなって思いますよ。責任の重さはありますけど、一対一で色んな方とコミュニケーションとりながらケアをするのはすごく楽しいですし、「いつもありがとう」とか「待ってたよ」なんて言われると嬉しくなります。もちろん大変なこともあって、例えば寝たきりで会話での意思疎通ができない方がいらっしゃって、瞬きと頷きくらいのやり取りから思いを汲み取るにはどうしたらいいんだろうって悩みました。こちらからずっと話しかけながら、できるだけ望まないことはしないようにしようって考えながらケアをしていくんですが、入るたびにベッド周りに機材(医療機器)が増えていって、なんかこう、なんとも言えない気持ちになったりもしましたね。今はまだまだ発展途上なので、「こんな時どうしたらいいんだろう」って不安がたくさんありますが、経験を積めば積むほどそれだけ応用力もついてくるので、自分の成長を楽しみにしながら頑張っていきたいと思っています。

 

ケアリッツへの転職

-ケアリッツに転職してみていかがですか?-

初任者研修を受けていたときの先生には、資格取ってすぐに訪問介護に行くっていうのをすごくびっくりされました。未経験の人は施設から始める方が多いみたいですね。当時の私は全然その辺の違いが分かっていなかったので、それぞれの説明を聞いたうえでより魅力を感じた訪問介護を選びました。配属先は皆さん明るい方ばかりで、誰にでも気軽に相談しやすい雰囲気です。一緒に飲みに行ったりもします。経験豊富な方が多いのも魅力で、話を聞いているだけでもすごく勉強になります。ベテランさん同士が話しているとついつい聞きに寄って行っちゃいますね。最初に「介護やる」って言ったときは前職の同僚からめちゃくちゃ驚かれましたけど、今ではすっかり応援してくれています。転職して正解だったと思います。

 

これから

-今後の目標を聞かせてください-

先ずはサ責(サービス提供責任者)になりたいんです。前職のおかげもあってコミュニケーションをとるのは得意なんですが、知識や技術はまだまだなので、しっかり学んで磨きをかけていきたいと思っています。最終的にはケアマネ(介護支援専門員)になりたいと思っています。ケアマネってその人の全部を一緒になって考えているイメージがあるんです。最期までその人らしくいられるようにするためにはどうしたらいいだろうっていうことを真剣に考えてケアプランを作って、そのプランに沿ってケアが提供される。作るほうもケアをするほうも両方やってみたいんです。まだまだ時間は必要ですけど、いずれ必ずと思っています。

 

これと決めた道には信念をもって突き進んでいく齋藤さん。介護の専門職としてのキャリアはまだまだ始まったばかりですが、不安もしっかりバネに変えながら前進していく姿勢に、元気をもらっている方も沢山いることでしょう。

貴重なお話をありがとうございました!

 

 

ケアリッツでは、ヘルパーの資格をイチから取得できる資格支援制度も導入しています!
「介護の仕事は興味があるけど経験がなくて不安…」「資格を持っていないけど大丈夫かな…」という方でも、サポート体制は万全なので、ぜひ一度ご相談ください!

もちろん「資格はあるけどブランクがあって…」「施設経験はあるけど訪問は経験がなくて…」という方も、しっかりフォローしますので、安心してください!

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