【ROOTS】やり切ったという達成感?手応え?を感じたことがまだないんです

【ROOTS】は、当社で働いている社員の方を紹介するコーナーです。
ケアリッツには毎月大勢の方が入社されています。どのような方がどのように活躍しているのか、インタビュー形式で紹介します。これから介護職へ転職を考えている方や、経験は無いものの介護に興味がある方々は、是非参考にしてください!
今回紹介するのは 三ノ輪事業所 石川 真優(イシカワ マユウ)さん
2025年9月に正社員入社。元々は保育士志望だった石川さんが、介護の道に踏み出したきっかけやこれまでの経緯、介護の専門職としてある程度のキャリアを積んでみて今感じていることなど、色々とお話を伺ってきました。
ターニングポイント
-なぜ介護に興味を持つようになったのですか?-

元々がおじいちゃん、おばあちゃん子で、小さい頃から祖父母と一緒に暮らしてもいましたし、祖父母のお友達にも可愛がってもらっていたので、ご高齢の方と接することには何の抵抗もなく育ってきました。ただ、進路を決めるときには同じくらい子供も好きだったので、保育の専門学校に入ることにしたんです。私が通っていた専門学校は3年制で、保育以外の資格も取れるカリキュラムが用意されていたので、初任者研修も取っておくことにしました。その授業の一環で介護の現場実習があってデイサービスにお邪魔したんですけど、通ってきている方たちがキラキラしてて、本当に楽しそうで、「あ、介護面白そうかも!」ってピンと来てしまったんです。あと、同じくらいのタイミングで祖母が施設に入所することになり、大好きだったので毎日のように会いに行ってたんですが、通ううちにその施設で働いている介護士さんがすごく身近に感じられるようになっていって、祖母も、「あの職員さんよくやってくれるから大好きなのよ」なんて推しができ始めたりするのを見ているうちに、「こういう仕事に就くのもいいかもしれない」と思うようになったのがきっかけでした。進路を変えることについては特に迷うこともなく、保育の授業で学んだことは、「いつか自分に子供ができた時に生かせるし!」といった具合に捉えることができたので、卒業後は介護士としてサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に就職しました。
専門職としてのこれまで
-実際に介護の世界に飛び込んでみてどうでしたか?-

大変だなって、すごく感じました。夜勤があったので生活リズムの乱れから体力的にしんどいなって思うこともありましたし、勤めていたサ高住はご本人やご家族が望めば看取りの対応までしていたので、信頼関係を築けた方が亡くなったりすると精神的にも落ち込んだりしました。お一人すごく印象に残っている男性入居者さんがいて、その方とはお互いに感情でぶつかり合えるくらい、なんなら、ほぼ家族みたいな信頼関係を築けていたので、本当に色々とやり合った思い出があります。ただ、コロナに罹患したことをきっかけに急激に状態が低下してしまって、自分で歩いていたのに車椅子対応になり、ほどなくご家族に囲まれながらご逝去されました。私が夜勤の時に亡くなられたんですけど、さすがにその時はビービー泣きましたね。それでも辞めたいって思うようなことはなくて、大変さをはるかに超えてくる楽しさがあったので続けることができました。職場内の人間関係が良かったことも大きいですね。「みんなで頑張っていこう!おー!」みたいな感じで働ける環境だったので、同僚の存在が精神的な支柱になっていたと思います。なので、退職して広島を離れてこっち(東京)に出てくるって決めた時は、涙、涙のお別れでした。「東京で転職をしたい」っていう主人と、結婚を機に上京してきたのが2024年の4月で、今まで、「旅行で行くところ」くらいにしか思っていなかった場所での生活に、先ずは慣れるところからのスタートでした。介護の仕事からは一旦離れて、フルーツタルト屋さんでのパートと、保護犬のボランティア団体での活動をしながら1年半ほど過ごしましたが、思っていた以上に広島の街と似た雰囲気だったことと、東京での友人が増えていったこともあって、新生活にもすっかり馴染むことができ、「よし、そろそろ介護の仕事に戻ろうかな」という気持になりました。求人サイトで色々と調べていたとき、ボランティア先で保護犬を引き取ってくださった方がたまたまケアリッツ荒川のヘルパーさんで、「良かったら紹介しますよ」ということになり、「じゃあ、お願いします」ってことで今に至っています。訪問介護は経験ありませんでしたけれど、介護の仕事ができれば特に業種にこだわりがあったわけはありませんでしたし、夜勤がないということも魅力に映ったので、チェレンジしてみることに決めました。

ケアリッツへの転職
-ケアリッツに転職してみていかがですか-

自分一人しかいないっていう状況に、最初は不安がありましたけど、何かあれば管理者に連絡をするとすぐに繋がってアドバイスをもらえるので、今ではすっかり1対1での介護を満喫できるようになりました。それに、やっぱり夜勤がないのはいいですね。生活リズムが整っているおかげで、休日を休日として満喫できるようになったので、夫や友人と出かけたり、引き取った保護犬との散歩を満喫したり(引き取ったばかりの頃は外に出そうとするとへたり込むくらい怯えていたので、一緒に散歩できるのが嬉しくて仕方ないです)、趣味の編み物で犬用のグッズを作ってみたりして過ごしています。


サ高住時代は夜勤で乱れた体内時計を元に戻すことで精いっぱいだったので、きちんとオンとオフを切り替えることができるのは、本当にありがたい限りです。サ高住時代とは違って、ルールの決定権が伺うご家庭ごとにあるので、家ごとの独自の決まり事を把握するのが大変だったり、「ケア中にそばにご家族がいる!」っていうのも、慣れるまでは緊張材料にはなっていましたけど、ご家族とも色々と話をするうちに打ち解けることができたので、気にならなくなりました。介護の仕事の面白さ自体は、サ高住でも訪問介護でも正直違いはないというか、どちらにも楽しさがあるので比較は難しいですが、やっぱり、生活リズムが整うという面で、訪問介護の方が私には合った働き方なんだなって自覚しています。それに、30分とか60分でその場から離れることができるので、こまめにリフレッシュしながら働けるというのもメリットだと思います。
これから
-今後の目標を聞かせてください-

ケアだけではなく、事務作業に対しても自信が持てるようになりたいと思っています。あとは、今は初任者研修しか資格を持っていないので、実務者研修、介護福祉士と、順番に取っていけたらなって思っています。ポジション的な目標はあまり描けてはいませんが、介護の専門職としては、祖母が推していたスタッフさんみたいに、「あなたなら安心」ってご利用者から思ってもらえるような人になりたいってずっと思っているので、それが叶うように頑張っていきたいです。なんというか、楽しく働いている実感はあるんですけど、しっかりやり切ったという達成感?手応え?を感じたことがまだないんです。なので、先ずはただ楽しいというだけではなくて、自信をもって、「やり切った!」と言えるようになりたいと思っています。
介護そのものはもちろんですが、人と関わること自体が楽しくて仕方ないといった印象の石川さん。終始笑顔を絶やさず、良い意味で人を巻き込む力があるので、周りもつられてついつい笑顔になってしまうといった印象を受けました。きっと沢山の方から、「石川さんなら安心」と言ってもらえることでしょうね。貴重なお話、ありがとうございました!





